医学講座
匠の技を学べるJSAS
今日は2024年6月2日(日)です。
日本美容外科学会(JSAS)の魅力をお伝えします。
日本で実際に行われている美容外科手術の大部分は、
大手美容外科チェーン店で施術されています。
形成外科専門医以外の先生もたくさん手術をしています。
初期研修を終えた先生が直接美容外科に入職するのを、
直美ちょくびと呼ぶそうです。
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直美で大手美容外科に入職し、
莫大な数の手術をして、
インスタとYouTubeで莫大な数のフォロワーを擁して、
若くしてマイチェーンクリニックを持つ先生もいます。
成功者のようです。
そんな先生がどんな手術をしているのか?
どんな先生なのか?直接見ることができるのがJSASです。
中にはお行儀がよくない参加者がいて、
発表を写真に撮っている人もいます。
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日本美容外科学会(JSAS)に批判的な形成外科医もいます。
私がJSASに参加するのは、
匠の技たくみのわざが学べるからです。
日本形成外科学会では見ることができない、
美容外科ひとすじのすばらしい先生です。
患者さんを自分の彼女だと思う、
ノエル銀座クリニック院長の保志名勝先生のフェイスリフト手術を見ることができました。
福田慶三先生のフェイスリフト手術も見ることができました。
切らない眼瞼下垂症手術の
真崎信行先生の手術もはじめて見ることができました。
上の3人は私が信頼する美容外科の先生です。
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玉石混交ぎょくせきこんこうなのがJSASであり、
今の日本の美容外科業界です。
美容外科は上手に利用すると人生が楽しくなります。
ちょっと選択を間違うと、
とんでもない結果になることもあります。
私は美容外科医ではなく形成外科医です。
毎年学会に参加して勉強しています。
少しでも多くの正しい情報を発信したいと思っています。
つたない院長日記を読んでいただき感謝しています。