医学講座

秋田大学病院形成外科で治療したクマ外傷15例

 今日は2024年11月16日(土)です。
 昨夜、札幌に帰ってきました。
 北海道は寒いです。
 毎回感じることです。
 新千歳空港に着いて飛行機から搭乗橋に出たとたん、
 北海道の冷気を感じます。
 夏はいいのですがこれからの時期はつらいです。
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 有意義だった第42回日本頭蓋顎顔面外科学会
 一番衝撃的だったのが、
 パネルディスカッション2
 秋田大学病院形成外科で治療したクマ外傷15例
 手塚崇文(秋田大学医学部形成外科)
 …でした。
 秋田県と岩手県のクマ外傷が激増しています。
 ツキノワグマの頭数が増えたそうです。
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 ツキノワグマに襲われて、
 顔が無くなってしまった人がいました。
 やぶからいきなりクマが出てきて、
 鼻を食いちぎられました
 救急隊が食いちぎられた鼻を持ってきてくれたので、
 手塚先生の見事なマイクロサージャリーで血管吻合をして、
 鼻をくっつけてくださいました。
 私なら無理です。
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 ツキノワグマは北海道のヒグマより小型です。
 ヒグマと違うところは、
 やぶからいきなり出て来て瞬時に襲われるところです。
 両眼が失明した患者さんもいらっしゃいました。
 クマの駆除は日本全体の問題です。
 手塚崇文先生の発表を札幌高裁の小河原寧裁判官に見てほしいです。
 自分の子供がクマに襲われることを考えてほしいです。
 秋田大学医学部形成外科の手塚崇文先生は素晴らしい形成外科医です。

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