医学講座

防災の日2025

 今日は2025年9月1日(月)です。
 防災の日です。
 今日の北海道新聞、卓上四季です。
 <卓上四季>防災の日
 きょうは「防災の日」だ。1923年9月1日に発生した関東大震災の記憶を継承し、災害への備えを点検する日だと理解していたが、創設は震災から37年後の60年である。
 ▼意外な経緯を水出幸輝(みずいでこうき)著「<災後>の記憶史」(人文書院)で知った。前年9月26日に発生し死者・行方不明者約5千人が出た伊勢湾台風を機に科学技術庁は台風対策を検討し、当時の中曽根康弘長官が「防災デー」を提案して閣議了解された。
 ▼9月1日としたのは関東大震災のほかに、立春から数えて「二百十日」、台風襲来の時季を迎える厄日であることも理由とされる。
 ▼それにしてもこの災害大国で脳裏に刻まねばならない日付は増える一方だ。阪神・淡路に東日本、能登半島。北海道では胆振東部地震から6日で7年となる。かててくわえて夏に常態化した猛暑と豪雨。災害は忘れる間もなく常にそこにある危機となった。
 ▼寺田寅彦は随筆「天災と国防」でこう記している。「戦争はぜひとも避けようと思えば人間の力で避けられなくはないであろうが、天災ばかりは科学の力でもその襲来を中止させるわけには行かない」。
 ▼確かに地震と津波は今もそうだ。しかし猛暑や豪雨をもたらす気候変動には人類の英知によってまだ対処のしようがあろう。いや、戦争さえやめられぬ人間に多くを期待するのは酷なのか。

(以上、北海道新聞より引用)

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 伊勢湾台風の後で、
 中曽根康弘科学技術庁長官が「防災デー」を提案したのは知りませんでした。
 科学技術庁という名前を聞かなくなりました。
 2001年に中央省庁再編で、
 文部省と統合され、文部科学省なったことも再認識しました。
 卓上四季に書かれているように、
 阪神・淡路、東日本、能登半島と大きな地震がありました。
 温暖化も大変です。
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 立春から数えて「二百十日」、
 台風襲来も困ります。
 防災の日に、
 胆振東部地震で困った水をチェックします。
 戦争も終わってほしいです。
 防災の日にすることがたくさんありそうです。
 災難はいつも身近にあるが、
 私の座右の銘です。

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