医学講座

二重まぶたの仕組み

 昨日の日記が…
 難解な医学用語ばかりで…
 大変申し訳ございませんでした。
 今日は、
 美容形成外科入門編として、
 二重まぶたの構造について、
 解説いたします。
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 医学部や
 看護学校…
 看護学部ですら…
 二重まぶたの構造とか…
 仕組み…
 なんて講義はありません。
 もし開講したら、
 きっと居眠りする学生はいないと思います。
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 目の構造は、
 下の図のようになっています。
 下の図は、
 一重(ひとえ)の人のまぶたです。
 睫毛(まつげ)の根元に、
 瞼板(けんばん)という厚い組織があります。
 この瞼板があるので、
 まぶたの縁(ふち)が…
 ふにゃふにゃにならず…
 しっかりと目を瞑(つぶ)ることができます。
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 まぶたは、
 舞台にある、
 幕(まく)のような構造です。
 幕を上に上げるモーターが、
 眼瞼挙筋(がんけんきょきん)という筋肉。
 幕の一番下についている、
 縁(ふち)のしっかりした構造が、
 瞼板という板状の組織です。
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 緞帳(どんちょう)のように厚い幕は、
 巻き上げ装置で上げても…
 シワやひだはできません。
 薄いレースのような幕は、
 巻き上げると…
 キレイなひだひだができます。
 瞼を上に上げると、
 瞼の構造が薄い人は、
 瞼板の上にくぼみができます。
 このくぼみが二重のラインです。
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 二重埋没法は、
 下の図のように、
 ナイロン糸という糸で、 
 瞼板と、
 皮膚を近づけて、
 二重の構造を作る手術です。
 さくらんぼさん
 ご理解いただけましたでしょうか?


目の構造

埋没法の糸

“二重まぶたの仕組み”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    すみません。 小学生の教科書のようにわかりやすく説明していただきありがとうございました。私たち素人患者は医師が難解な医学用語であなたの病気はこうこうですと 説明されてもわかりません。ありがとうございました。 構造はよくわかりました。

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