医学講座

もくもくと丁寧に手術

 今日は2023年9月26日(火)です。
 札幌はすっかり秋の気配になりました。
 朝の気温は20℃です。
 山形のさくらんぼさんの果樹園では、
 猛暑少雨の影響でりんごがボロボロ落ちてきたり、
 ラ・フランスも腐れ始めてきたりと、
 大変なことになってしまっているそうです。

 ほんとうに大変です。
 少しでも回復してほしいです。
      ■         ■
 ちょうど一年前に、
 第45回日本美容外科学会が札幌で開催されました。
 一年前の院長日記です。
 私はほぼ毎年2つの日本美容外科学会の両方に参加しています。
 日本美容外科学会JSASJSAPS
 第45回日本美容外科学会(札幌)はJSAPSです。
      ■         ■
 参加して感じることは、
 形成外科出身の美容外科医が多いJSAPSは、
 instagramYouTubeで発信する先生より、
 もくもくと手術を上手にする先生が多いです。
 ひとり一人の患者さんを、
 丁寧に手術しているなぁ~
 …と感じる先生が多いです。
      ■         ■
 確かに集客という意味では、
 インスタYouTubeは効果的です。
 でも一人で手術ができる患者さんの数は限られています。
 私が患者だったら、
 SNSで発信が多い先生より、
 もくもくと丁寧に止血をして、
 ちゃんと治してくれる先生を選びます。
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 手術後に腫れないようにするには、
 手術を丁寧にすること、
 専門的には愛護的操作あいごてきそうさと言います。
 丁寧に止血をすることです。
 上手な先生の手術は出血が少ないです。
 69歳のおじいさんですが、
 今日も丁寧に手術をします。
 私は丁寧に手術をするのが好きです。

“もくもくと丁寧に手術”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    さくらんぼさんの果樹園、
    これ以上被害がないといいですね。

    愛護的操作、初めて知りました。
    丁寧な手術をなさる先生を
    尊敬しています。
    これからも1人でも多くの患者さんを
    救うよう頑張って下さいね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。少しでも回復して豊作になっていただきたいです。愛護的操作はatraumaticという英語を訳したものです。形成外科ではキズを丁寧に扱うのが基本のきです。私は丁寧な手術が好きなんです。

  2. さくらんぼ より:

    これくらい暑かったのは産まれて初めてです。
    農家みんなそうなので知恵を出して乗り切ります。
    脊髄腫瘍、頸部脊柱管狭窄症の時は自己血の用意はなかったのですが、変性側彎症の時は自己血を貯めて臨みましたが、殆ど使わず身体に戻されました。
    先生は特に丁寧にしてくださる気がします。
    こんな状態でりんご好きな先生にりんごを送ることができません。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。猛暑少雨で大変なのにイノシシまで出て退治に行きたいくらいです。青森県ではクマが出たところもあるようです。今年はほんとうに大変な年です。少しでも回復して豊作になってほしいです。雨乞いの踊りを踊ります。

  3. えりー より:

    お店に果物が並ぶまで生産者の
    大変な苦労をさくらんぼさんに
    教わっています。果樹園が少しでも
    元気になることをお祈りしています。

    派手な宣伝をしなくても仕事に
    対して丁寧に向き合っていると
    見てる人は見てくれていると
    話されている飲食店の店主が
    いました。

    大切な体のことは本間先生のように
    丁寧な手術をしてくださるお医者さまを
    患者さんは皆、希望していると思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。飲食店でも丁寧な仕事をなさって美味しいとお客さんはまた来てくれます。私たちの仕事は丁寧にしなくてはいい結果は出ません。もくもくと止血して丁寧に手術をするのが好きです。

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