医学講座
医学部で教えないシミのとり方
今日は2025年5月5日(月)こどもの日です。
札幌はようやくチューリップが咲きました。
昨日の院長日記、
シミ治療は直美の先生を避けて
…の続きです。
意外に思われる方も多いと思います。
シミの診断について、
大学の医学部では詳しく教えません。
■ ■
皮膚科の講義で一回でも教えるところがあればいい方だと思います。
医学生にとって、
皮膚科の講義や臨床実習はそれほど重要視されていません。
マイナー科目と呼ばれています。
内科や外科などをメジャー、
皮膚科、
眼科、
形成外科などを
マイナーと呼びます。
大きな科と小さな科の違い。
メジャーリーグとマイナーリーグの違いのようなものです。
■ ■
よほど皮膚科学に興味がある学生なら、
学生時代から真剣に勉強すると思います。
多くの医学生は、
皮膚科や形成外科は、
さらっと試験に通るくらいしか勉強しません。
(気を悪くなさる先生がいらしたら申し訳ありません)
必死に勉強するのは、
国家試験に必ず出題されるメジャーな科目です。
■ ■
シミの治療法も、
シミの薬も、
大学医学部の講義ではくわしく教えません。
(もし詳しく教えている医学部があれば申し訳ありません)
美容外科で使われているレーザー機器の取り扱いも、
医学部の講義でも、
初期研修病院でも詳しく教えません。
レーザー機器の操作法は機種ごとに違います。
直美ちょくびの先生に教えるのは、
せいぜい元なんちゃっての先輩です。
LINEの割引クーポンが流れてきても行かないでください。
“医学部で教えないシミのとり方”へのコメント
コメントをどうぞ
過ごしやすい気温になってきました。
ごめんなさい。
我が家の五月人形はタンスの中です。
肌のシミが悪性腫瘍かもしれない
のに、詳しく学ぶ機会がないことは
困ると思います。
気になる症状がある時は、
知識とご経験のある、お医者さまと
繋がることが大切ですね。
教えていただいて、ありがとう
ございます。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。悪性黒色腫のことはどこの医学部でも必ず教えています。ただ良性のシミと悪性黒色腫の鑑別診断までとなると医学生レベルでは微妙です。まして直美の先生がシミをダーモスコピーで診断するとは思えません。シミだと思っていた黒い点が悪性黒色腫だったら大変なことになります。
形成外科は
マイナーな科なのですね。
確かに未だに
知名度が低いです。
シミは難しいのですね。
友人は大きなシミがあって
病院に行ったのですが
40000円以上して
綺麗には取れないと言われたそうで
やめました。
私が使ってる基礎化粧品は
シミも取れるので友人がそれで
パックすると決意しました。
ですがシミが大きいので
長期戦だと思います。
1年はかかると思います。
やはり病院にかかった方が
早く取れますね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。残念ですが形成外科も皮膚科もマイナーです。シミは悪性腫瘍との鑑別が一番大切です。何もわからない直美の先生がいきなりレーザーを当ててしまうと大変です。お友だちがどちらの方かわかりませんが、札幌市内でしたら、とても混んでいますが白石スキンケアひふ科クリニックの山下利春先生をおすすめします。信頼できる先生です。
そう言った広告はみんなが悩んでる所につけ込んできます。
私も一年中ほとんど紫外線にあたっていて、日焼け止めは必須です。
近くの市の皮膚科が荻野先生の裁判後できシミをとってくれる皮膚科として有名でしたが少し前体を悪くされ閉院されました。私も行こうかとも思いましたが、私の名前が大学病院で知られていて、高畠病院に週一いらっしゃる皮膚科の教授が私の顔を一度見ようとしませんでした。私はあの事件が皮膚科と形成外科医の問題だと気付いたのは裁判の途中でした。
閉院されたのは荻野先生の裁判後に退職された皮膚科の教授でした。
もう日焼け止めを塗ってもシミが増え続け隠しきれなくなりました。嫌になります。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。荻野先生の裁判でご尽力をいただいたのに申し訳なく思います。シミと思われている皮膚の変化の中には悪性腫瘍が隠れていることがあります。皮膚科の中には良心的な価格でシミの治療をしてくれるところもありますが、いい先生を見つけるのが難しいです。