医学講座
第43回日本頭蓋顎顔面外科学会(東京)③
2日間の第43回日本頭蓋顎顔面外科学会が終わりました。
これから札幌に帰ります。
耳鼻科の勉強ができました。
教育講演4 11月21日(金)13:30-14:00 第2会場
心地よい鼻の気流を求めて
座長:門松香一(昭和大学藤が丘病院形成外科)
演者:
鴻 信義おおとりのぶよし先生(東京慈恵会科大学耳鼻咽喉科教授)のご講演が一番勉強になりました。
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私は耳鼻科の先生とよく手術をいっしょにしていました。
昔の耳鼻科の手術は、
術者の先生しか鼻の中が見えませんでした。
時々見せてもらいましたが、
一瞬なのでよくわかりませんでした。
時代は変わりました。
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今日は鼻の中が内視鏡でよく見えるようになりました。
ハイブリッドシステムと高性能のカメラやTVで鮮明に見えました。
鼻中隔湾曲の手術も、
副鼻腔炎の手術も難しいことがよくわかりました。
耳鼻科の先生が手術をしても、
鼻中隔に穴があいてしまうこともあれば、
髄液が漏れることもあるそうです。
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東京慈恵医大耳鼻科では、
内視鏡下鼻内手術研修会を主催されています。
耳鼻科医でもちゃんと勉強しないと事故を起こすそうです。
鴻信義先生と会長の宮脇先生が同級生だそうです。
それで耳鼻科と仲良くいい手術ができるのがわかりました。
鼻がつまって困っている人はたくさんいます。
鼻づまりで眠れない人もたくさんいます。
一人でも多くの人がいい手術をうけて、
ここちよい眠りについていただきたいと思いました。
実に有意義な学会でした。




