院長の休日

お母さんの声

 今朝のとくダネ!で、
 市橋達也容疑者の…
 お母さんの肉声が流れました。
 ネットで検索すると、
 お父さんは医師で、
 お母さんは歯科医師だと書かれていました。
 医師や歯科医師の子どもだから…
 甘やかされて育った…?
 というご批判もいただきます。
      ■         ■
 確かに…
 経済的には恵まれていたと思います。
 お医者さんの子どもは幸せか…?
 というと…
 必ずしも…
 そうではないと思うことがあります。
 2008年10月4日に
 お医者さんの奥さんという日記を書きました。
       ■         ■
 私が高校生の時に、
 同級生にお医者さんの娘さんがいました。
 その人のお父さんは、
 たまたま私の父と小学校の同級生だったそうです。
 ○○さんの家はすごいねぇ。
 お父さんがお医者さんだから…
 というような話しをした記憶があります。
      ■         ■
 『あら、そんなことないわょ』
 『小さい時から、たくさんさびしい思いをしたわょ』
 『例えば、今度の日曜日は動物園に行こう!』
 『楽しみにしていたのに、患者さんの容態が悪くなって…』
 『動物園に何回行けなかったことか…』
 本間家では、動物園に行けなかったことはありませんが、
 札幌で勤務した時も、
 地方病院に勤務した時も、
 スーパーへ買い物へ行っても、
 必ずポケットベルを持っていました。
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 私自身は…
 子どもが小さい頃は、
 風呂に一緒に入ったり…
 公園で遊んだり
 いっしょに魚釣りに行ったり…
 できるだけ子どもと過ごすようにしていました
 温泉が好きだったので、
 よく家族で温泉家族風呂にも行きました。
 私自身も楽しかったし、
 家族のよい想い出です。
      ■         ■
 市橋容疑者のご両親も、
 彼を大切に育てたと思います。
 私の想像ですが…
 医者の子どもだから…
 お前も医者になれ…
 なんてことはなかったと思います。
 職業選択の自由は、
 日本国憲法が定めた基本的人権です。
 医師も歯科医師も大変な職業です。
 苦労を一番よく知っているのは、
 親自身です。
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 私は美容形成外科医という仕事が好きなので、
 開業して苦労してもやっています。
 子どもに…
 親の苦労を…
 知ってもらいたいとは思いますが…
 好きでもないのに…
 同じ苦労をさせたいとは思いません。
 市橋容疑者は…
 大阪で真面目に働いていたそうです。
 どこかで歯車が狂ってしまったのです。
      ■         ■
 私は彼が逃走のためだけに…
 整形をしたのではないと思います。
 小さい頃から…
 自分の顔にコンプレックスがあって、
 なんとか目を治したい…
 という願望があったのでは…?と思います。
 私が市橋容疑者の父親だったら…
 どうか自首して…
 自分が犯した罪を認めて…
 英国のご両親へ謝罪しなさい。
 と言うと思います。
 市橋くんへ…
 おびえて逃亡するのも疲れますよ。
 早く自首をして楽になりなさい。

“お母さんの声”へのコメント

  1. 函館の看護師 より:

    ちょうどこのブログがUPされたころニュース速報で逮捕の一報が入りましたね。
    市橋容疑者のご両親が、会見で話されている姿は、見ていて辛いものがありました。
    犯罪は許されることではありませんが、親の育て方が・・・とかいう非難は私はちょっといい表現ではないといつも思います。

    どの親も、自分の子供が素直に幸せに育ってほしいの願っているのですから。

    親の育て方で、犯罪が起きるなら、私もまっとうな人生を送っていないです。
    父もいなく貧しい子供時代を送りましたが、今私が生きているのは両親のおかげです。

    これからはしっかり罪を償ってほしいと願う限りです。

  2. まみ子 より:

    市橋容疑者が逮捕されましたね。
    先生が刑事さんにしてあげた特別講演の中身が知りたいのですが・・・。刑事さんが「なるほど!」と感心されたのはなぜですか?

    あらためてリンゼイさんのご冥福をお祈りいたします。

  3. さくらんぼ より:

    先ほど仕事を終えテレビをつけたら 市橋容疑者が捕まったと聞きました。また ご両親も顔を出されて取材に応じておられました。私は 先生とは違う考えです。
    先生とは違うかも知れませんが 、親はあ〜なって欲しいとか あんなに してやったのにというのは間違っていると思います。真面目に 勉強して 親のいう事を聞いて よい子に育った息子より ちょっと 寄り道したけど 一人で 生きて行ける力を身につけたり、人の気持ちがわかる子もいると思います。 私は容姿だけでなく 別のコンプレックスや不満などがあったのだと思います。
    彼の心に聞いてみないとわかりませんが今はすべてを話して罪を償って欲しいと思います。

  4. らずべりー より:

    夕方、大阪で身柄確保されたそうです。
    母親の伝言をテレビを見ての行動だったのか、見てなくての行動だったのかわかりませんが……。
    お母様の息子に対するメッセージは、泣けるものがありました。
    住み込み寮に残っていた漫画、手鏡、英和辞典。
    先生が書かれていますように、目や鼻は前々からコンプレックスを感じていて悩んでいた様に感じます。
    リンゼイさんに英会話を教えて欲しいと、お願いしに行った時、下心はあった可能性はありますが、勉強したいという気持ちは本当だったのではないかと思いました。

    英語やフランス語がかなり出来るとの情報もありました。趣味?それとも何か目標があったのかもしれません。

    市橋氏について「ほっとしました…。正直に話して欲しい」とご両親はインタビューは言われてました。
    リンゼイさんのご冥福為にも経緯を含めて話して欲しいですね。

  5. まこ より:

    市橋容疑者の両親が、顔を出して記者会見に対応したのは驚きましたが、

    「息子は優しい子」とか、現実を受け入れてないような、どこか他人事のような

    発言にも驚きました。

    慰謝料として、既に英国のリンゼイさんのご両親に1億円を支払ったそうですが、

    リンゼイさんのご両親は犯罪が起きてすぐのとき、市橋容疑者の両親宛に

    捜査協力の手紙を送ったら、英国大使館経由で返送してきたそう。

    プライド高い両親は、自分の息子が犯した犯罪を、受け入れてないような気がして

    なりません。

    リンゼイさんの死体の頭髪を剃り、園芸用の土をかけて埋めたのは、土に戻す

    方法だそうで、自分が学習したことを悪用したのでしょう。

    市橋容疑者は、医学部受験に数度失敗し、1度私立大学に入学したものの、すぐに

    退学、22歳で千葉大園芸部に入学して卒業してから、1度も働いたことなく、

    いわゆるニートで、両親から生活費を送ってもらって生活していて、

    住んでいたマンションは、祖父名義だそう。

    20歳過ぎたら本人の責任ではあるけど、両親は甘やかし過ぎで、このような犯罪が

    起きた原因の一因にもなってるのは間違いないと思います。

    逃走資金がどこから出たのか?とても不思議です。

    大阪の建設会社の給料だけでは、とても足りないでしょう。

  6. らずべりー より:

    まこ様へ
    織原被告がルーシーさんのご両親に支払った慰謝料?として記憶に残っているのですが……。
    リンゼイさんのご両親にそちらの話は出てきてないような気がするのですが……。私が知らないだけかもです。

  7. まこ より:

    らずべりー様

    市橋容疑者の両親は、リンゼイさんの両親に慰謝料を1億円支払ってます。

    それだけのお金を持っているなら、加害者の親として当然だと思います。

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