医学講座
体重コントロールの重要性
美しくなりたい
美しさを維持したい
というのは…
万人共通の願いです。
美しくなりたい…のに、
身長154㎝、体重75㎏はいけません。
体重が増えてくると…
脂肪は目にもつきます。
■ ■
目に脂肪がつくと、
おすもうさんの目になります。
まぶたにある、
眼窩脂肪(がんかしぼう)という、
脂肪が多くなります。
脂肪が多くなるので、
腫れぼったい、
厚い目になります。
体重が5㎏も変化すると、
必ず瞼の形が変わります。
■ ■
さくらんぼさんのコメントのように…
肥満は
足腰にも悪いし
成人病にもなりやすいから
太らないように
どこの科の医師からも言われます。
家具が最初に傷む場所は、
テーブルも、
椅子も、
脚の部分です。
■ ■
細い脚のテーブルに…
重い荷物を載せると…
脚が傷みます。
これと同じ原理が、
膝関節や股関節です。
高齢になると、
膝や脚の痛みを訴える人が増えます。
体重が40㎏台の人と、
70㎏越えの人では、
関節にかかる負荷が大きく違います。
■ ■
一般外科で開腹手術をする時…
太った方のお腹を切ると…
厚い皮下脂肪
さらに…
お腹の中も…
真黄色な脂肪だらけ…
子どもさんでしたら、
ピンク色の薄い腸間膜(ちょうかんまく)が
真黄色の脂肪だらけの腸間膜です。
一度、見たらショックを受けます。
■ ■
身体にある、
体毛は自分でコントロールすることはできません。
でも…
脂肪の量はコントロールできます。
食生活の欧米化によって、
日本人の体型も、
困った欧米型になりつつあります。
飢餓で苦しむ国には、
メタボはありません。
こちらを参考になさって、
チャレンジしてください。