医学講座

開業形成外科医に必要な知識⑤

 62歳の形成外科開業医として、
 後輩形成外科医への助言です。
 私のように、
 ある程度勤務医を続けて、
 開業を考えるなら、
 保険診療をメインにすることをおすすめします
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 私の知っている先輩で、
 美容外科は一切やらず、
 保険診療だけで安定した経営を続けている先生がいます。
 学生時代から美容外科医を目指している人は別として、
 形成外科で開業するなら、
 しっかりと保険診療ができることが条件です。
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 美容外科は一見派手で、
 もうかる
 …ように見えますが、
 儲かって、
 フェラーリに乗れる先生は一部だけです
 フェラーリを買っても、
 乗る時間がない先生もいます。
 スピード違反で捕まることもあります
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 一人で開業して、
 大手美容外科と同じようにするのは無理です。
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 どれも個人開業医には似合いません。
 大手と同じようしようと思うのは間違いです。
 自分にしかできないことをするべきです
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 保険診療をメインにして、
 自由診療を組み合わせるのはいいことだと思います。
 勤務医時代には、
 こんな治療をしてあげたいなぁ~
 …と思っても、
 病院の規則や方針によって、
 できないことがあります。
 公立病院で自由診療をするには、
 議会の承認や、
 条例改正まで必要なところもあります
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 価格競争で、
 大手と競うのはやめたほうがいいです。
 大手美容外科ですら、
 脱毛料金は、
 エステにはかないません。
 エステの違法脱毛は、
 無資格のエステティシャンが施術します。
 医療機関とはまったく違います。
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 保険診療で大切なのが、
 レセプトと呼ばれる、
 診療報酬明細書です。
 勤務医の時代には、
 医事課から分厚い書類を渡されて、
 うっへぇ~
 まいったなぁ~
 手術で疲れているのになぁ~

 …と思っていた先生も、
 来月からは真剣に見てください。
 開業医にとってレセプトチェックはとても大切なのです

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