昔の記憶

広告宣伝費の費用対効果

 どんなに腕のいい先生が開業しても、
 どんなに評判がよかった先生が開業しても、
 最初から千客万来とはなりません。
 最初は閑古鳥です
 最初はお客さんが来ないと思って
 資金計画や事業計画をつくるべきです。
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 これから開業を考えている先生への助言です。
 最初の一年は、
 どんなに患者さんが少なくても、
 従業員のお給料を払って、
 家賃を払って、
 水道光熱費を払って、
 薬屋さんに支払いをして、
 自分たちの最低限の生活費は維持できる、
 それだけの資金を残しておくことです
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 お客さんが少ないと、
 広告が足りないのじゃないか?
 もっと広告費を増やしたら、
 お客さんが増えるんじゃないか?
 暇であればあるほど、
 いろいろなことを考えます。
 無理に広告を増やすと、
 ますます預金残高が少なくなって、
 悪循環になります
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 広告宣伝費の使い方は難しいです
 どこにどれだけ広告を出すとか、
 ネットの広告費をどこにかけるとか、
 検索の上位に来るようにするとか、
 ありとあらゆる広告業者が
 これでもかこれでもかというくらい来ます。
 広告宣伝費をかけるなら、
 自分のHPを見直して、
 自分にしかできないことを強調するべきです。
 広告宣伝費の費用対効果は難しいです
 そんなに簡単に患者さんは来てくれません
 まずいい治療をすることです

“広告宣伝費の費用対効果”へのコメント

  1. まみ子 より:

    高木皮膚科も開院当初は閑古鳥が鳴いていたそうです。
    私が勤務した時(31年前)は、すでに一日平均400人の患者さんが来ていました。
    その後も患者さんが減る事はなく、増えるばかりです。10人の事務員と7人の看護師、医師2人で対応しています。
    この忙しさの中でも、患者さんが安心して帰ってくれるように、気持ち良く帰ってくれるようにと毎月一度のミーティングで話し合いをしています。
    忙しいがゆえに必要な話し合いだと思っています。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございました。私も高木章好先生から伺った時は信じられませんでしたが、地道に皮膚科診療を続けられた結果が一日400~500人だと思います。高木先生のお言葉はよく思い出しています。猛暑の帯広で大変だと思いますがお身体に気をつけてご活躍ください。ありがとうございました。

  2. さくらんぼ より:

    私と富良野に一緒にお邪魔した友人の娘さんは医師一族に嫁ぎました。何年か前開業しましたが、あまり患者さんが来ないので さくらんぼさん 腸カメラ撮りに来ないかなぁと言っておられましたが、九州では 移動代がかかりすぎ行けませんよね。 今年も看護師さんが辞めて お盆もぎりぎりしか来れないとのこと、開業も大変なんですね。 みゆき会病院の武井先生みたいに手術を何件もこなし、新しい病院を作るくらい腕がよければ別にですが、でも それだけすごくても 親身に相談に乗らない病院長さん、嫌がらせをする奥さんがいる病院には死んでも行きたくありません。

  3. なっちゅん より:

    開業されるドクターに、いいアドバイスですね。
    お客さんが来ないと焦って広告宣伝費をかけてしまうかもしれないですもんね。
    自分で作れるホームページのソフトも売ってる時代ですから
    開業されるドクターは是非本間先生の言葉に耳を傾けて下さいね。

  4. くくるん より:

    独立するのは、お金もですけど、後ろ盾もない、経営もやらないといけない。
    もし家族がいたら、家族も養わないといけない。
    必ずしも客が来るとは限らない。
    半端な気持ちでは出来ないのですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    開業して勤務医時代より収入が減って奥さんに怒られてた先生を知っています。楽ではありませんね。

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