昔の記憶
広告宣伝費の費用対効果
どんなに腕のいい先生が開業しても、
どんなに評判がよかった先生が開業しても、
最初から千客万来とはなりません。
最初は閑古鳥です。
最初はお客さんが来ないと思って、
資金計画や事業計画をつくるべきです。
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これから開業を考えている先生への助言です。
最初の一年は、
どんなに患者さんが少なくても、
従業員のお給料を払って、
家賃を払って、
水道光熱費を払って、
薬屋さんに支払いをして、
自分たちの最低限の生活費は維持できる、
それだけの資金を残しておくことです。
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お客さんが少ないと、
広告が足りないのじゃないか?
もっと広告費を増やしたら、
お客さんが増えるんじゃないか?
暇であればあるほど、
いろいろなことを考えます。
無理に広告を増やすと、
ますます預金残高が少なくなって、
悪循環になります。
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広告宣伝費の使い方は難しいです。
どこにどれだけ広告を出すとか、
ネットの広告費をどこにかけるとか、
検索の上位に来るようにするとか、
ありとあらゆる広告業者が
これでもかこれでもかというくらい来ます。
広告宣伝費をかけるなら、
自分のHPを見直して、
自分にしかできないことを強調するべきです。
広告宣伝費の費用対効果は難しいです。
そんなに簡単に患者さんは来てくれません。
まずいい治療をすることです