二重・眼瞼下垂
埋没法の糸はどうなるか?
日本で、
埋没法で二重にするのは、
高校卒業直後の18歳が多いです。
高校を卒業したら、
お化粧もできるし、
学校も変わるので気付かれないからです。
美容外科の繁忙期は3月です。
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埋没法に向いている目の方でしたら、
幸せな人生を送ることができます。
無事に素敵な伴侶を見つけて、
♡ご結婚♡
♡ご出産♡
ぱちぱち、
♡おめでとうございます♡
…という幸せな方もたくさんいらっしゃいます。
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私は整形は悪いことではないという考えです。
ご結婚の前に、
私、埋没法で二重にしたんです
…なんて言う必要はありません。
ぼく、包茎手術を受けたんです
その時にカウンセラーにすすめられて、
大きくする手術も受けたんですけど、
あまり大きくなりませんでした
…なんて言わないのといっしょです。
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クリニックをよく選ばないと、
お金ばかり取られることもあります。
いいクリニックで、
いい先生に受けた埋没法でも、
15年も20年も経つと、
微妙にラインが変わってきます。
埋没法の糸はどうなっているのか?
…と不安になる人もいます。
よくメール相談をいただきます。
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10年前の埋没法
15年以上前の埋没法
…の院長日記を読んでください。
埋没法に使う糸は、
大部分はナイロン糸です。
ナイロン糸が販売される前に、
釣り糸を使っていた時代もありました。
私の回答は
昔の糸は大丈夫です。
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私が形成外科医になった35年前から、
手術に使っていたのがナイロン糸です。
目以外に、
唇裂の手術でも使っていましたし、
腫瘍切除後の手術でも、
外傷でも使っていました。
大部分の方は無症状です。
異物反応が少ない丈夫な糸です。
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埋没法で問題になるのは、
瞼板法で、
瞼板という組織に直接縫合するからです。
なんちゃって美容外科医がすると、
角膜に傷がつくこともあります。
目に症状がある時は眼科で診てもらってください。
目に異常がなければ大丈夫です。
糸が劣化していることはありますが、
身体に影響はありません。
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ナイロン糸は20年も経つと変化します。
丈夫な糸ですが、
もろくなっていることもあります。
色のついた糸でも透明になっています。
瞼板法で縫った糸でも、
瞼板には糸がなくて、
眼輪筋という筋肉の中にある人もよくいます。
そんな方は無症状です。
糸そのものが確認できないこともあります。
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問題がある糸は抜糸しなくてはなりません。
この抜糸が厄介です。
どんなに探してもないこともあります。
埋没糸の抜糸はもうかりません。
日本で真面目に埋没糸を抜糸しているのは、
横須賀のアロマ美容外科の鈴木敏夫先生です。
埋没法の糸で苦労している方へおすすめします。
おそらく日本一埋没糸の抜糸件数が多い先生です。