二重・眼瞼下垂
手術後の腫れとアレルギー
北海道は秋です。
札幌市内でも紅葉がはじまっています。
私の通勤路にある、
桜やナナカマドの葉が赤くなってきました。
毎朝暖房を入れても、
奥さんに怒られなくなりました。
10月中旬になると暖房を入れます。
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北海道には味覚の秋もあります。
今年は不漁だと言われていますが、
旬の味にいくらがあります。
サザエさんのいくらちゃんです。
回転寿司では年中いくらがありますが、
秋のイクラは美味しいです。
鮭の魚卵です。
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美味しいいくらですが、
世の中には、
いくらアレルギーの人がいます。
お弁当に数粒入っていただけで、
のどがかゆくなります。
大量に食べると呼吸困難になる恐れがあります。
食物アレルギーはこわいです。
■ ■
前置きが長くなりました。
メール相談で、
手術後の腫れがとれない、
傷ががたがた、
数ヵ月間ずっと違和感がある、
ずっと痛みがある
…こんな相談を受けることがあります。
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札幌美容形成外科で眼瞼下垂症手術をした患者さんから、
わたし、いつになったら?
先生みたいな傷になるんですか?
…こんな患者さんが今までに数人いらっしゃいます。
頻度としては1%以下だと思います。
原因はアレルギーです。
アレルギーを治す軟膏で、
かぶれる人がいます。
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札幌美容形成外科で多い小陰唇縮小手術、
手術後に確認してから帰宅していただきます。
それでも、
一年にお一人くらいは、
手術後にかぶれる人がいらっしゃいます。
年齢や職業は関係ありません。
もともとかぶれやすい人は、
手術後にもかぶれることがあります。
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手術後に通院不要の美容外科ではわかりません。
軽度のアレルギーは、
外用剤を替えると治ります。
何もつけないようにして、
♡治る♡人もいます。
外用剤ではなく、
下着や生理用品でかぶれる人がいます。
女性用に売っている軟膏でかぶれる人がいます。
治らない腫れを診たら、
私はアレルギーを疑います。
よく見るとわかります。