医学講座
食事変えただけで
平成28年10月30日、朝日新聞朝刊、
男のひといきへの投稿です。
食事変えただけで
昨年の人間ドックで、コレステロール値や尿酸値などの項目で「イエローカード」が出た。体重も前年より3キロ増えた。再診で医師から「薬を処方するまでではないが、運動をし、酒はやめるように」と言われた。
酒をやめるのは嫌だが、運動ならできると思い、休日や長期休暇中の空き時間を使ってウォーキングをやった。だが週に数回では、全く効果はなかった。
今年4月、元同僚が転勤してきて再び一緒に働くことになり、驚いた。がっちりタイプだった彼がスリムになっていたのだ。「どうやって?」と問うと「食生活を変えた」の一言。それしかやっていないという。
すぐに、飲食量をコントロールすることにした。昼はご飯を少なめにし、コンビニで買うおにぎりは三つだったのを二つに。ラーメンは大盛りをやめた。夕飯の際の発泡酒はできるだけ2缶にとどめ、それ以上はノンアルコールビールに。もったいないと思ってすべて食べるようにしていたが、それもやめた。
今年8月の人間ドック。驚いたことに全ての数値は標準値になり、体重も2.5キロ減となった。これほど体のことで変化があったのは初めてだ。同僚の実践伝授に感謝したい。
(静岡県牧之原市 池ケ谷八州志 高校教員 59歳)
(以上、朝日新聞より引用)
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とても参考になります。
飲食量をコントロールすることにした。
昼はご飯を少なめにし、
コンビニで買うおにぎりは三つだったのを二つに。
ラーメンは大盛りをやめた。
夕飯の際の発泡酒はできるだけ2缶にとどめ、
それ以上はノンアルコールビールに。
もったいないと思ってすべて食べるようにしていたが、
それもやめた。
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なるほど、
…と思いませんか?
もったいないと思って
すべて食べる
お気持ちはとてもよく理解できます。
でも、
自分の健康が一番大切です。
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つい先日、
私がお聞きしている、
NHKの実践ビジネス英語で、
次のような会話がありました。
We are what we eat, and what you eat for breakfast can determine what kind of person you’ll be for the rest of the day.
食べたものが私たちの体を作るのですから、朝食に何を食べるかによって、その日1日の調子が決まることがあるのです。
食生活が大切です。
静岡県牧之原市の池ケ谷八州志先生、
いいお話しをありがとうございました。