院長の休日
地下鉄さっぽろ駅連絡通路の柵撤去
平成29年9月2日、北海道新聞WEB版の記事です。
地下鉄さっぽろ駅連絡柵撤去 改札外乗り換え混乱なし 利用者の一部に戸惑いも
札幌市は9月1日、市営地下鉄さっぽろ駅の南北線、東豊線をつなぐ連絡通路(約250メートル)の柵の撤去を始めた。路線の改札口周辺など計約40メートル分を取り除き、10月末までにすべて撤去する。市営地下鉄では初めて、乗り換え時に改札をいったん出る方法を導入したが、この日は利用客に大きな混乱はなかった。
1日未明、作業員がプラスチック柵を撤去。午前4時ごろに市職員が改札機のシステムを最終確認した後、午前6時すぎの始発列車から新方式の運用を始めた。
柵はJR札幌駅と大通駅をつなぐ札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)の東側の通行を遮っていたため、撤去により人の移動をスムーズにするのが狙い。チカホをよく利用する市内南区の無職鈴木洋子さん(75)は「(連絡通路の途中にある)さっぽろ東急百貨店へ行きやすくなった。これまで柵が邪魔で改札口を大回りしていた」と歓迎した。
撤去に伴い、南北線と東豊線の改札口に黄色の乗り換え専用改札機が設置され、専用機を通した切符は手元に戻り、再入場できるようになった。一方の改札を出た後、30分以内にもう一方の改札を通る必要があるが、この時間を利用して買い物などが可能になった。
ただ、両路線の改札口が分離され、戸惑う利用者もいた。会社員佐藤康雄さん(68)は東豊線栄町駅近くの自宅に帰るのに、いつもは南北線さっぽろ駅改札口から入り、連絡通路を通って東豊線に乗っていた。しかし、1日は南北線改札口から入ったものの乗り換え専用改札機は通過できず、「これまでは(南北線と東豊線の)どちらの改札を通っても両路線に乗れたのに」と不満をこぼした。
また、乗り換え専用改札口は一方の改札口で3台しかない。市内北区の会社員女性(31)は「(東豊線福住駅が最寄りの)札幌ドームでプロ野球の試合など大きなイベントがある日は、慣れない客が大勢で乗り換え、混雑しそうだ」と懸念した。
連絡通路の柵は1988年の東豊線開業時に設置され、平日で1日約1万人が通路を利用していた。
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とても便利になりました。
JR札幌駅から、
地下歩行空間を通って、
大通りに行く時は、
地下鉄の改札口で、
右側通路を通らなければ行けませんでした。
狭い右側通路がとても混雑していました。
これで人とぶつかる危険性が減りました。
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うちの奥さんは、
札幌美容形成外科から、
東急デパートに行きやすくなったと喜んでいます。
今までは、
大きく迂回しないと地下から行けませんでした。
きっと東急デパートの、
デパ地下が繁盛すると思います。
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もう一ついいことは、
地下鉄南北線さっぽろ駅の利用者が、
トイレを利用しやすくなったことです。
南北線ホームにも、
近くにもトイレがありません。
東急デパートに行く途中の、
少し下りになった通路左側に、
トイレがあります。
これで利用しやすくなりました。
また地下歩行空間を通る人が増えると思います。