医学講座

小陰唇縮小手術と妊娠

 患者さんからのご質問です。
 (小陰唇縮小)手術をしても、
 将来、出産できずが裂けることはありませんか?

 大丈夫です
 大部分の女性は、
 出産時に会陰切開えいんせっかいを受けます
 切るのは産婦人科医で、
 縫うのも産婦人科医です。
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 かなり切っても、
 しっかり縫って治れば、
 次の出産時には問題ありません。
 おそらく出産の度に、
 また会陰切開を受けます。
 それでもちゃんと治ります。
 理由は血流がよく、
 組織がしっかりしているためです。
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 赤ちゃんが通っても、
 また元に戻るのが、
 女性の会陰部えいんぶです。
 頑丈にできています。
 小陰唇は、
 会陰部の一番表層にあります。
 分泌腺があり、
 腟粘膜から続いています。
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 お気の毒なことに、
 その部分が肥大して出ている女性がいます
 自分には何の責任もなく、
 多くは生まれつきです。
 出ているために、
 炎症を起こしやすく、
 炎症後色素沈着で黒くなります
 かゆみが出る人もいます。
 女性用軟膏をつけてもよくなりません
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 手術で出ているところを切除して、
 形よく丁寧に縫います
 札幌美容形成外科では、
 丁寧に皮下縫合をします。
 顔のキズを縫うのと同じ糸で縫います。
 抜糸するナイロン糸です。
 ですから、
 小陰唇縮小手術をしても、
 出産時にキズが裂けることはありません。
 すっきりして快適な日常生活が送れます。
0912-1

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