院長の休日
新幹線_住民説明会2017
昨夜(2017年9月6日19:00~20:30まで)、
私が住んでいる地区の、
北海道新幹線の住民説明会が、
北海道クリスチャンセンターで開催されました。
約200人の住民が、
熱心に説明会に参加しました。
質疑応答も30分くらい行われました。
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北海道新幹線事業概要説明会
主催 独立行政法人 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北海道新幹線建設局
共催 札幌市まちづくり政策局 総合交通計画部 新幹線推進室
場所 北海道クリスチャンセンター 2階ホール
鉄道・運輸機構 工事第8課長 佐藤一義さん、
鉄道・運輸機構 用地第1課長 廣江康尋さん、
札幌市 新幹線推進室 新幹線推進担当課長 二本柳昌哉さん
…が担当されました。
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昨夜の説明会と同じ内容の説明会が、
平成29年9月10日(日)午後3:00~
同じ場所で開催されます。
申し込みは不要です。
入口で住所と年齢を書くだけです。
聞き逃した方は、
ぜひ次の日曜日にお聞きになってください。
質問もできます。
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説明会の内容は私が、
新幹線トンネル口は札幌・北6西10
2017年8月25日の院長日記で書いた通りです。
私の院長日記を読んでくださった方から、
『先生の日記で新幹線がここを通ることを知りました』
…と感謝していただきました。
今日は昨日の説明会でお聞きしたことを、
詳しくご説明いたします。
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北海道新幹線の函館→札幌は、
総延長211㎞のうち80%がトンネルです。
札幌駅から出発した新幹線は、
3%(30パーミル)という、
新幹線としては異例の急こう配を降りて、
ちょうどお地蔵さんのあたりで、
長い地下トンネルに入ります。
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このトンネル(札樽トンネル)は、
札幌→函館間で2番目に長いトンネルになります。
つまり、
札幌駅を出た新幹線は、
急こう配の線路を降りて、
ず~っと長いトンネルに入ります。
逆に札幌に向かう新幹線は、
まもなく終着札幌です
…というアナウンスの頃には、
急こう配のトンネルを上がることになります。
立って荷物を取ろうとしていると危険です。
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北海道新幹線の札幌開通は2030年の予定です。
これから測量をして、
調査がはじまります。
残念なことは、
私が予想していた通りに、
フジの花やさくらが咲く遊歩道は、
新幹線が通るので無くなってしまいます。
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もっと困るのが、
下の図にある○の2ヶ所の道路が、
新幹線の開通で通れなくなることです。
片側一車線の道路ですが、
幼稚園バスが通ったり、
宅急便のトラックが通ったりします。
私も毎日利用する道路です。
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ここはちょうど新幹線が急こう配で、
札幌駅に上がる途中なので、
新幹線の上に歩道橋を作ることも、
新幹線の下に歩行者用通路を作ることも、
(今のところは)難しいそうです。
通れなくなるのは困りました。
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地域住民の方からは、
工事期間はどのくらいか?
工事中の騒音はどのくらい?
新幹線の騒音対策は?
歩行者用通路はどうなるの?
工事中の安全対策は?
たくさんの人や自転車が通っている歩道はどうなるの?
などなど、たくさんの質問がありました。
次の日曜日(9月10日)にもう一度説明会があります。
ぜひ参加なさってください。
丁寧に説明してくださいます。