院長の休日
札幌駅新幹線地下ホーム検討
平成29年9月23日、北海道新聞朝刊の記事です。
札幌駅新幹線ホーム、地下案検討 「現駅」「東側」難航
2030年度の北海道新幹線延伸に向けた札幌駅のホーム位置問題で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR北海道が地下にホームを造る「地下案」で検討に入ることが9月22日、分かった。JRが主張していた「東側案」は在来線への乗り換えなど利便性がネックとなり、現在は機構が推す「現駅案」を優先的に検討していたが、在来線への影響が大きく、協議が長期化。結論をこれ以上先送りすれば、工期を確保できず、開業に間に合わないことから、第3の案として「地下案」での調整を進める見通し。
複数の関係者が明らかにした。機構とJRは近く、道と札幌市に協議の状況を説明する。機構、JR、道、札幌市の4者は昨年10月の協議で「現駅案」「東側案」に絞り込み、道と札幌市が機構とJRに結論を委ねていた。
機構とJRは、現駅案でネックとなっている在来線への影響を緩和するため、桑園駅周辺などへの引き込み線設置を検討したが、高架橋の大規模改修など難工事になることが判明。一方の東側案は、利用客の利便性に難があることに加え、現駅案の倍はかかるとされる建設費の高さも障害となり、決め手に欠いている。
2案に絞った協議が膠着(こうちゃく)状態に陥る中、第3の案として浮上したのが地下案。新幹線がトンネルに入る小樽市朝里川温泉付近から一度も地上に出ることなく札幌駅に直結するため、在来線への影響も避けられる。ホームは地下鉄の下に配置する設計になる見通しで、在来線や地下鉄への乗り換えなどの面で東側案よりも利便性は高い。
ただ、建設費がどの程度膨らむかは不透明なうえ、現時点で地上ホーム案しか想定していない札幌市のまちづくりにも影響しかねない懸念がある。
現在の計画では、札幌―新小樽(仮称)間に設けられる「札樽トンネル」(約26キロ)の札幌市側の出入り口となる中央区北6西10で新幹線が地上に出て、高架の約1キロを走行し、札幌駅のホームに入ることになっていた。
(以上、北海道新聞より引用)
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私は地下ホームがいいと思います。
2017年9月7日に開催された、
住民説明会でも、
高架にしないで、
そのまま地下にホームをつくるといいのに、、、
…と何人もの人が言ってました。
一番問題なのが、
雪対策です。
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本州に住んでいる人にはわからないと思います。
札幌の交通機関で、
一番頼りになるのが、
地下鉄です。
人身事故でもない限り、
どんなに大雪の日でも遅れません。
昔、JR北海道が、
冬こそJR
…というTV-CMを流していたことがありました。
近年は冬に弱いJR北海道なのでそのCMは消えました。
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私が新幹線_住民説明会2017
…で書いたように、
急こう配の新幹線が問題になります。
雪でスリップします。
大雪が降ったら、
新幹線が急こう配を上がれなくなります。
札幌駅の新幹線ホームは、
地下がいいと思います。