医学講座
小陰唇肥大は外国人も困ってます
札幌美容形成外科で多い手術が、
小陰唇縮小手術です。
女性は、
他人と比較することはありません。
でも、
ネットで検索するとたくさん出てきます。
他人と比較すると…
でかい
■ ■
米国形成外科学会誌にも、
小陰唇縮小手術のことが掲載されます。
Labia Minora Reduction: A Growing Female Need
2016年6月の
Plastic & Reconstructive Surgeryの論文です。
日本語に翻訳すると、
小陰唇縮小手術:高まる女性のニーズ
あまり上手な訳ではありませんが、
こんな内容です。
■ ■
マンガページ37
他人に打ち明けづらい体の悩み
足を閉じた状態での陰部のはみだし部分が大きいため、
和式トイレで用を足すときに尿が飛び散り不潔になる、
下着がこすれて痛みが出る、
炎症をくりかえすため黒ずんでしまうなどの問題点があります
悩んでいても解決しません。
■ ■
性器の手術_男女差
…に書いたように、
女性の小陰唇肥大は、
痛かったり、
かゆかったりすることがあります。
中には保険適応にしてあげたいと思うほど、
重度の小陰唇肥大もあります。
いわゆる小陰唇肥大ではなく、
恥骨部分から、
会陰部まで肥大している患者さんもいらっしゃいます。
■ ■
どんなに重度の肥大でも、
女性の手術は、
健康保険に手術点数がありません。
お母さんが心配するような状態でも、
保険点数がない手術は、
公立病院ではできません。
かと言って、
中学生の女の子に
美容外科で手術を受けてくださいも言えません。
女性国会議員の方にお願いします。
(医師免許を持った男性国会議員にもお願いします)
将来は保険点数に、
女子外性器縮小手術を入れてください。
困っている女性がたくさんいらっしゃいます。
“小陰唇肥大は外国人も困ってます”へのコメント
コメントをどうぞ
女性である自分のことなのに
よくわかりません。
でも困った事はないので普通なのだと思います。
このような悩みを持ったら
相談しにくいですよね。
美容外科へ行かず、婦人科に行く方も
いらっしゃるのではないてましょうか?
そこから紹介してくれるのでしょうが。
保険適応にして欲しいですね。
生活に支障をきたしているんですから。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。残念ですが婦人科での手術はおすすめしません。繊細な部位を繊細に手術をするのは日本も海外も形成外科です。外陰癌の手術も形成外科でしていました。
私も困ってないので普通かとおもいますが、かなり言い出しにくいことですよね。なのに保険適用外ですか、、 今は デリケートゾーンの痒みなどに塗る軟膏が市販されてますが、そんなの塗って我慢してる人もいるとおもいます。 医師の国会議員さん助けてあげてください。男性議員には理解してもらえないでしょうか? 看護師の高階恵美子議員さんならわかってくださるかも!FB友達です。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。女性用デリケートゾーン軟膏でかぶれる人もいます。かぶれは婦人科より皮膚科です。手術は形成外科です。保険適応になるといいと思います。
本当に悩んでいる人には助かる言葉ですね。つい最近先生も男だなぁという思いがしました。本間先生のお考えが通るといいですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。すみれさんと同級生だったころは、こんなことはお互いに恥ずかしいし口に出すこともしないし、まったく知りませんでした。開業して12年になりますが実に悩んでいる方が多いです。日本人だけではないということを知っていただきたいのでエビデンスがある論文をご紹介いたしました。