昔の記憶

地震から一週間です

 北海道地震20180906
 …から一週間です。
 亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
 被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
 札幌美容形成外科は通常通り診療を行っています。
 札幌市内も節電の影響はありますが、
 ほぼ震災前と同じ状況です。
 北海道の観光業界が大変なことになっています。
 復興支援だと思ってぜひ北海道にいらしてください。
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 平成30年9月14日、北海道新聞朝刊の卓上四季です。
 今回の地震では、
 北海道新聞社が活躍しています。
 きめ細かい報道がうれしいです。
 北海道新聞販売店もがんばっています。
 停電でエレベーターが止まっても、
 マンションの上層階まで階段で配達してくれました。
 TVもみれなかったのでありがたかったです。
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 文明と災害
猛吹雪で、富良野市全体が停電した。どの家庭も暖房が切れ、水道は止まり、農家は畜舎の牛や豚に被害が出てはならぬとてんてこ舞い―。
▼ドラマ「北の国から」の一シーンである。主人公・黒板五郎の長男と義理の妹の乗った車も、雪の中で立ち往生する。頼みの除雪車が引き返すほどの荒天の中、五郎たちは時代遅れと見下されていた馬そりに乗って駆けつけ、2人を助け出した。
▼多くの家が翻弄(ほんろう)された一方、電気もなく、まきとランプで暮らす黒板家は被害がなかった。30年以上前のドラマだが、停電の影響は甚大だった。
▼さらに電力依存が進む中、胆振東部地震では思いもよらぬ停電の影響が相次いだ。最新型トイレは水が流れない。オートロックのマンションから閉め出され、電子マネーも使えない。
▼「文明の利器が登場する以前、我々(われわれ)は別に暮(くら)しの上で不便を感じることはなかった。だが一度それらが世に出廻(まわ)り、それを使うことがあたりまえになると、それのない生活は考えられなくなった」。倉本聰さんは自著「ヒトに問う」で指摘する。
▼五郎と同じ生活をするのは難しい。だが、停電時のリスクをよそに便利を追求することが妥当か、立ち止まって考える必要はないか。「文明が進むほど天災による損害の程度も累進する」とは、寺田寅彦の言葉。ブラックアウトが長引いていたら、今の季節が冬だったら、どうなっていただろう。2018・9・14
 (以上、北海道新聞より引用)

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 私は北の国からのシーンを覚えています。
 馬そりに乗った五郎さんが、
 吹雪の中を助けに来てくれました。
 別のシーンで、
 雪の中の五郎さんを、
 犬が温めて助けた話しもありました。
 北海道新聞に書いてあるように、
 文明が進むほど天災による損害の程度も累進する
 …とは、
 寺田寅彦の言葉。

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 今回の地震で停電になったことを踏まえて、
 冬に停電になった時のことを考えています。
 北海道以外の方も、
 北海道のブラックアウトを教訓にして、
 電気がつかない生活を考えるいいチャンスです。
 東京に馬そりはないと思いますが、
 全電源が消失したことを考えるべきです。

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