医学講座
札幌美容形成外科の停電対策2018
東日本大震災の日、
2011年3月11日、午後2時46分頃、
私は50代男性の眼瞼下垂症の手術中でした。
それまでに地震は何度も勤務中に経験していました。
函館中央病院形成外科の時も、
JA帯広厚生病院形成外科の時も経験しました。
手術中の地震は2011年3月11日だけでした。
■ ■
手術中に考えたことです。
停電したら困る。
無影灯が消えても、
ライトがあれば縫合ができます。
停電で電気メスが使えないと血が止められません。
大きな揺れを感じながら、
電気が消えないことだけを願っていました。
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今回の北海道胆振東部地震いぶりとうぶ地震。
もし手術中に停電したら?と考えました。
クリニックには電子カルテのサーバーと、
光電話のために、
無停電電源装置があります。
麻酔器は、
予備バッテリーがついた機種に買い替えました。
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困るのが電気メスです。
予備バッテリーがついた機種はないと思います。
無影灯も困ります。
手術中の停電に備えて、
発電機を注文しました。
注文が殺到しているのか?
納期は10月以降のようです。
カセットガスボンベで発電するタイプです。
札幌美容形成外科の手術はせいぜい2時間なので、
この発電機で何とかしようと思っています。