医学講座
重症熱傷にならないでください
今日は2020年4月11日(土)です。
明るい話題がなくて、
申し訳ございません。
今日も新型コロナ関連のお話しです。
またエビデンスがない本間情報です。
他の先生から聞いたわけではありません。
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新型コロナ肺炎で重症になった人を治すのが、
人工呼吸器や
エクモです。
取り扱いが難しい医療機器です。
特にエクモが大変です。
大きな病院でも扱える人は限られています。
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札幌でも、
救命救急センターや集中治療室がある病院は限られています。
生命の危険をともなう、
重症熱傷の治療は、
救命救急センターで行います。
人工呼吸器を使うこともあります。
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世界的に、
新型コロナ肺炎の患者さんが急増しているので、
救命救急センターは、
どこも満床です。
SNSでは、
救急医の悲鳴が聞こえてきます。
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困るのが、
ふつうの重症患者さんの受け入れができないことです。
今の時期に重症熱傷になっても、
助けられる病院がありません。
火災や爆発など、
重症熱傷にならないでください。
たき火や野焼きにも気をつけてください。
熱傷専門医としてのお願いです。