医学講座

ススキノ取引業者ピンチ

 今日は2021年1月19日(火)です。
 札幌は雪です。
 朝はかなり降っていました。
 山形も吹雪だそうです。
 世の中も吹雪です。
 新型コロナにやられています。
 2021年4月の第65回日本形成外科学会は、
 ハイブリッド開催になりました。
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 2021年1月19日、北海道新聞朝刊の記事です。
 ススキノ取引業者ピンチ 水産卸や酒屋は支援金対象外 「裾野産業にも広げて」
 新型コロナウイルス感染対策の長期化を受け、札幌・ススキノ地区の飲食店の経営が厳しさを増す中、水産卸業者や酒屋などの取引業者も苦境に立たされている。道は昨年11月からススキノ地区に営業時間短縮を求めてきたが、要請に応じた場合に支給される支援金の対象は飲食店のみ。人件費や配送コストなどを削減し、何とか営業している関連業種も多く、「飲食店の後ろにいる取引業者にも支援の手を差し伸べてほしい」と訴えている。
ボーナス2万円
 「冬のボーナスはたったの2万円。この先、家族を養えるのだろうか」。札幌市西区の水産卸会社で働く小林裕範さん(24)は、不安そうに話した。会社は飲食店に刺し身用のマグロやエビなどを販売しており、ススキノの居酒屋などが取引の7割を占めてきた。
 ところが昨春のコロナ禍以降、ススキノ地区の飲食店は客足が大きく減り、注文は7、8割減少。残業が減って手当がなくなり、小林さんの昨年の年収は前年より3割近く減った。「すぐに景気が回復するとは思えない。夫婦の間で、子どもをつくろうという話題は出なくなった」と嘆く。
 道は新型コロナ対策の集中対策期間を2月15日まで1カ月延長し、今月16日からはススキノの全ての飲食店に午後10時までの営業時間短縮を要請した。飲食店には1日最大2万円が支給されるが、取引業者に支援金は出ない。
注文量3分の1
 札幌市内約2500店舗と取引する酒卸販売「リカーズかめはた」(札幌市豊平区)は、ススキノ地区の飲食店約500店に酒類を販売してきたが、道の時短要請が出た昨年11月以降、注文量は前年の3分の1に激減。昨年の売上額も前年の半分に落ち込んだ。
 ただ急な注文に応じるため、約4万種類の酒の在庫は維持せざるを得ない。配送車のルートを集約して燃料代を削減するなどの努力を続けるが、経営は厳しさを増す。営業部長の国安信清さん(64)は「取引先の居酒屋で廃業した店もある。自分たちもいつまで我慢できるか」と危機感を強める。
 飲食店などで使われる貸しおしぼりの道内大手すずらん商事(同白石区)は昨年12月、例年の師走なら無休で稼働させるおしぼり製造工場を2日間休業し、平日の稼働も半分以上を時短操業とした。理由は出荷の6割を占めるススキノの飲食店の時短に伴い、1日30万本だった出荷量が半減したためだ。コロナ禍で使い捨ての紙おしぼりに切り替える飲食店もあり、専務の舩場卓司さん(60)は「飲食店が支援金を受け取って持ちこたえても、客足が元に戻らないかぎり取引先には恩恵はない」と話す。
 酒類を扱う小売業者でつくる北海道小売酒販組合連合会の矢藤文也会長(69)は「行政の支援は居酒屋やバーなど、消費者の目に見える部分に偏っている。飲食店を支える裾野産業にも目を向け、早急に支援の対象を広げてほしい」と話している。(金子文太郎、石垣総静)

すずらん商事の貸しおしぼり製造工場。例年は出荷するためのコンテナがぎっしりと並ぶが、今年はがらんとしたままだ=札幌市白石区(金田翔撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 大変なことです
 ネットを見ても、
 高級食材が売れないので、
 安くしてネットで販売というのが出ています。
 航空業界や、
 ホテル業界も大変です。
 札幌⇔東京の便も減便されています。
 早くワクチンが普及してほしいと、
 私は願っています。

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