医学講座

第67回日本形成外科学会【神戸】②

 神戸はあたたかいです。
 桜はまだ咲いていました。
 私がはじめて神戸に来た頃は、
 神戸空港も関空もありませんでした。
 神戸空港建設反対運動もありました。
 今は神戸空港があってとても便利になりました。
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 今年の日本形成外科学会は、
 神戸国際会議場と神戸ポートピアホテルで開催されています。
 会場が10ヵ所もあります。
 とても全部は聞けません。
 自分に関係があるところを聞きます。
 ありがたいのは神戸国際会議場と神戸ポートピアホテルが近いことです。
 なかなかこんな会場はありません。
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 今日聞いた学会の内容です。
 シンポジウム3
【第2会場(神戸国際会議場 3F 国際会議室301)】4月10日(水)14:25~15:55
 ニッポンの美容外科の未来のために、われわれがなすべきことI
 座長
 小室裕造(帝京大学 形成・口腔顎顔面外科・美容外科)
 原岡剛一(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学/RE_CELL CLINIC)
 keynote lecture
 原岡剛一(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学/RE_CELL CLINIC)
 生涯研修医の体験から、明日へのキーワード
 大竹尚之(松倉クリニック代官山大竹ラボ)
 非嫡出子
 菅原康志(リラ・クラニオフェイシャル・クリニック)
 形成外科専門医として、これからのニッポンの美容外科に貢献できるか
 斎藤隆文(聖路加国際病院/加藤クリニック麻布)
 形成外科医と美容外科医を両立するには
 犬飼麻妃(藤田医科大学ばんたね病院 形成外科・美容外科)
 魅力的な美容外科とアカデミアとしての形成外科の互助
 山本崇弘(コントアクリニック東京)

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 美容外科医になる医師が増えています。
 2023年にチェーン店の美容外科に入職した医師数が、
 形成外科医になった人より多いそうです。
 ある大手美容外科には100人以上の医師が入職しました。
 初期研修を終わったばかりで、
 縫合もできるの?という先生がいるようです。
 それでも美容外科に勤務しているようです。
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 今日のシンポジウムで発表してくださった先生は、
 私の目を手術してくださった大竹尚之先生
 元自治医大形成外科教授で、
 リラ・クラニオフェイシャル・クリニックの菅原康志先生など、
 形成外科と美容外科の大御所の先生たちと、
 若い先生たちでした。
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 私は藤田医科大学形成外科・美容外科の犬飼麻妃先生のご発表が印象に残りました。
 形成外科医として大学病院の患者さんを診ながら、
 ご自分のお休みを返上して、
 美容外科クリニックに大学病院から研修に行かれてました。
 遠くに見学に行くのも自費です。
 苦労して美容外科を勉強していました。
 素晴らしい先生だと思います。
 形成外科医が美容外科を学ぶのは大変なことです。
 日本形成外科学会として若い先生を育てるシステムを考えてほしいです。

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