医学講座
第67回日本形成外科学会【神戸】③
第67回日本形成外科学会【神戸】の続きです。
昨日のニッポンの美容外科の未来のために、われわれがなすべきことIに続いて、
今日もシンポジウムがありました。
シンポジウム 9
【第5会場(神戸国際会議場 5F 502)】4月11日(木)15:00~16:10
ニッポンの美容外科の未来のために、われわれがなすべきことⅡ
座長
小室裕造(帝京大学 形成・口腔顎顔面外科・美容外科)
原岡剛一(神戸大学大学院医学研究科 形成外科学/RE_CELL CLINIC)
「どうせ美容に行くんでしょ」と言わない形成外科教室が勝つ時代
山脇孝徳(YOUR FACE CLINIC)
保険診療と自由診療の壁 技術や情報の連携
田中真輔(城本クリニック新宿院)
非形成外科出身美容外科医の苦悩と、形成外科医が牽引する美容外科業界の未来への期待
小川英朗(城本クリニック福岡院)
ニッポンの美容外科の未来のために、われわれがなすべきこと~病院での美容外科運営20年間からの一考察~
華山博美(神戸ほくと病院)
■ ■
昨日のシンポジウムは、
大御所の大竹尚之先生、菅原康志先生と
若手の斎藤隆文先生、犬飼麻妃先生、山本崇弘先生の5人でした。
今日は実際に美容外科医として活躍している4人の先生です。
シンポジウムで発表されている先生は、
全員信頼できるすばらしい先生です。
■ ■
私は抄録集にYOUR FACE CLINICの山脇孝徳先生が書かれた、
頑固でわがままでリスクばかりを説明する売れない美容外科医は必要とされず、
現状大手美容外科は研修医終了後の若手医師を積極採用する方針になっている。
…というお言葉に強く共感しました。
札幌医大をクビになった私が、
まさに頑固でわがままな形成外科医でした。
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山脇孝徳先生は、
私が2010年に大竹尚之先生に眼の手術をしていたただいた時、
聖路加国際病院で大竹先生の助手をしてくださいました。
YOUR FACE CLINICという立派な美容外科クリニックの院長先生になられて、
学会のシンポジストまでなさるのはすばらしいことです。
日本形成外科学会には若い先生の意見を聞いていただきたいです。