医学講座
門脇繁先生の本_シカバン札幌〈映画〉生活史
今日は2025年8月23日(土)です。
8月下旬なのに蒸し暑いです。
札幌の最高気温30℃、
さくらんぼさんの山形は最高気温35℃です。
山形では熱中症で亡くなった方がいらしたそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
お身体に気をつけてください。
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私が尊敬する口腔外科医の門脇繁先生が本を出版されました。
二期会歯科クリニックの、
門脇繁先生です。
専門は口腔外科こうくうげかです。
特に顎関節症がご専門です。
信頼できるいい先生です。
私の母親が心臓の手術前に歯を治していただきました。
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2025年8月10日の北海道新聞に記事が載っています。
<ほっかいどうの本>「シカバン 札幌<映画>生活史 1975ー2024」
銀幕見つめた 圧巻の半生紀
世に映画ファンは多い。ただ、年に100回以上、少ないときでも50回前後は映画館に通い、テレビでも年に数十日は映画を視聴する生活を、50年間続けてきたとなれば一般的なファンのレベルを超える。愛すべき「映画バカ」とでもいえばいいだろうか。本書はそんな映画漬けの毎日を途切れることなく送っている札幌在住の歯科医師による驚きの半生記だ。
本書は2編で構成される。前半の第1幕は「【歯科版】映画生活」。勤務するクリニックのホームページに著者が執筆してきた映画エッセー18編をまとめたもの。後半の第2幕は「【私家版】ベスト映画 ワースト映画」である。書名に「シカバン」とあるのは、この構成内容から理解してもらえるだろう。
その中でやはり注目したいのは後半の「ベスト映画 ワースト映画」の内容だ。著者が映画に目覚めたのは中学生時代。3年生になった1975年以降、1年間に見た封切り映画のベスト10(77年からはベスト20)を選定しノートに記録するようになったという。82年からは期待外れのワースト部門も加えている。本書に収録しているのはその間の膨大な選定データである。
著者が記録してきたデータをもう少し補足すると、ベスト・ワーストに選定した映画には、それぞれ邦題、原題、監督、配給会社、作品を見た映画館が記されている。さらにベスト・ワーストとは別に、その年の監督賞、主演男優賞・女優賞、助演同賞、劇音楽賞、歌曲賞、特別賞、テレビ放映映画ベストなども選ぶという念の入りようでこだわりが分かる。ただ、選定対象の基本は洋画。邦画はほぼ除かれているのを残念に思う映画好きはいるかもしれない。
とはいえ、その年がどんな1年だったかが分かる文章とともに、一挙に収録された50年間に及ぶ膨大なデータは圧巻。懐かしさやその映画を見た時代などの思い出とともに、心動く読者も少なくないのではないか。(中舘寛隆・編集者)
(以上、北海道新聞電子版2025年8月10日より引用)
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映画音痴の私は、
映画のことよりも門脇先生ご自身の生活史を読ませていただきました。
北大口腔外科学第二講座に入局され、
きびしい修行を積まれました。
二期会歯科クリニックで理事長を歴任されました。
門脇先生に患者さんをご紹介すると、
いつも丁寧なお手紙をくださいます。
1975ー2024は私自身の歴史とも重なっています。
機会があればぜひ読んでいただきたい本です。