医学講座

札幌市保健所_パート看護師募集

 今日は2021年5月17日(月)です。
 札幌で新型コロナ変異株の感染者数が急増しています
 今朝の北海道新聞に、
 札幌市保健所の看護師募集広告が載っていました。
 保健所も人手不足で困っています。
 PCR検査で陽性になった人が、
 入院を待つ間、
 待期ステーションに勤務する看護師さんです。
      ■         ■
 日勤で時給3000円は、
 札幌市の非常勤職員としては破格です。
 医師の給与でもいいくらいです。
 それだけなり手がいないのだと思います。
 保健所でも人材募集は、
 派遣会社に依頼しないと集まりません。
 交通費別途実費支給、
 損害補償ありと書いてあります。
      ■         ■
 もし新型コロナに感染したら、
 損害補償をしてくれるのかなぁ~?
 …と思います。
 日勤:8時~20時30分
 夜勤:20時~翌8時30分
 これはきついです。
 拘束時間が12時間以上になります。
 途中、休憩時間があったとしても、
 患者さんからコールがあると休めません。
 応募してくださる看護師さんがいるといいなぁ~
 …と陰ながら保健所を応援しています。
      ■         ■
 看護師パート
 内容▶新型コロナウイルス感染症の入院待機ステーションに従事
 勤務地▶札幌市中央区内
   (非公開のため採用時に案内)
 勤務▶日勤/8時~20時30分、
    夜勤/20時~翌8時30分(シフト制)
 時給▶日勤/3,000円、夜勤/4,000円
 待遇▶交通費別途実費支給、損害補償あり
 応募▶写貼履歴書、看護師免許証の写しを郵送
 札幌市中央区大通西19丁目WEST19
 札幌市保健所 医療政策課
 ☎011-622-5162

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医学講座

札幌の急患を帯広へ搬送

 今日は2021年5月16日(日)です。
 札幌で変異型の感染が急増しています。
 今日の北海道新聞電子版の記事です。
 急患の搬送困難急増 病床逼迫の札幌市 コロナ前の4倍、帯広へ移送も
 新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、札幌市内で患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が増加している。市消防局によると、4月は前年同月比191件増の389件で、コロナ禍前の4倍に急増。5月も前年を上回るペースで増えており、コロナの疑いがある患者が市内では病床が見つからず、帯広市や留萌市まで搬送されるケースも出始めた。関係者は「感染がさらに広がれば、コロナ以外の救急搬送体制も維持できなくなる」と危機感を募らせている。
 「毎日のように患者の受け入れを断られる。救急医療の現場が崩壊しかねない状況だ」。札幌市消防局の救急隊員は、現状をこう説明した。隊員たちは発熱やせきなどの症状がある急患の場合、コロナの疑いもあるとみて、防護服を着用。救急車から電話をかけ、患者の症状に応じた受け入れ先を探すが、医療機関への照会が4回以上にわたり、現場到着から搬送開始まで30分以上かかる「救急搬送困難事案」が続発している。
 背景にあるのは、コロナ患者の急増に伴う市内の病床逼迫(ひっぱく)だ。院内感染を警戒し、コロナ疑いのある急患は受け入れを断る医療機関も多く、症状が軽い患者は救急車の中で観察後、本人の同意を得た上で搬送しない例も増えているという。
 市消防局によると、2019年度の救急搬送困難事案は1706件だったが、コロナ禍が起きた2020年度は3660件に倍増。特に道内が感染「第3波」に見舞われた昨年11月以降は毎月300件を超える状況が続く。今年4月の389件のうち、コロナの疑いがある急患は122件だった。5月は10日までで既に192件に達しており、月別では過去最多となる可能性がある。
 医療機関側の負担感も増している。救命救急センターのある道内の基幹病院の一つ、手稲渓仁会病院(札幌市手稲区)は今月4日、64件の急患の受け入れ要請があったが、病床の確保が難しいなどの理由で28件を断念した。コロナ疑いで受け入れた患者の中には20カ所以上の医療機関に断られた末、同病院に搬送された人もいたという。勤医協中央病院(同市東区)の担当者も「コロナ患者が急増した5月以降、10回以上受け入れを断られた急患が来るケースが増えた」と話した。
 札幌市外への搬送も相次ぐ。市保健所によると、コロナ疑いのある人を含めた急患の市外搬送は3月には1件だけだったが、4月は17件まで増加。5月は13日現在で19件に達している。小樽市や江別市などの札幌近郊では搬送先が見つからないことも増えており、手稲渓仁会病院の奈良理救命救急センター長は「地方の患者が札幌に搬送されるという通常の医療体制が逆転している。このまま地方でもコロナの感染が拡大すれば、札幌の患者は行き場を失う」と危惧する。(広田まさの、山村麻衣子、菅沢由佳子)

札幌市内を走る救急車。新型コロナの感染拡大の影響で、搬送先を探す救急隊員の負担も増している=14日

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 この記事を読んで驚きました。
 私は高度救命救急センターがある札幌医大病院
 市立札幌病院
 JA帯広厚生病院に勤務しました。
 私の記憶する中で、
 札幌の救急患者さんを帯広で引き受けたことはありませんでした。
      ■         ■
 逆にJA帯広厚生病院に勤務していた時に、
 帯広では治せない患者さんを、
 市立札幌病院にお願いしたことがありました。
 その時は天候の関係でヘリが使えず、
 自衛隊機に患者さんの搬送をお願いしました。
 札幌の患者さんを帯広に搬送するのは大変です。
 私はワクチン接種に期待しています。
 コロナ禍を何とかしたいです。

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医学講座

北海道緊急事態宣言2021

 今日は2021年5月15日(土)です。
 札幌は晴れのいいお天気で、
 ライラックが咲いています。
 八重桜も、
 チューリップも満開です。
 ところが新型コロナ変異株が増えています。
 北海道も緊急事態宣言です。
      ■         ■
 2021年5月15日、北海道新聞朝刊の記事です。
 緊急事態の解除、厳しい道のり 道内ほぼ変異株に 昼の人出減も不可欠
 緊急事態宣言の発令が決まった北海道では、ほぼ全てが感染力の強い変異株に置き換わっており、解除までには厳しい道のりとなるのは必至だ。専門家の中で解除の条件にすべきとの意見が強まる「ステージ2」に至るまで、現在のほぼ半数の新規感染者数だった「第3波」でもピーク時から2カ月かかった経緯もある。昼間も含めて人出を減らすなど、徹底した感染対策が求められそうだ。
 「従来の対策では長い時間をかけなければ、感染者数は減っていかない」。国立感染症研究所(感染研)の鈴木基(もとい)・感染症疫学センター長は「人の接触機会を減らすあらゆる手段を講じるしかない」と強調する。
 感染研はウイルスは「N501Y」という変異を持つ英国型の変異株に、道内では、ほぼ100%、全国では90%以上が置き換わったと推定。英国株は従来株に比べ、感染力が1.3倍、重症化リスクも1.4倍となる可能性があるという。感染力の強さや免疫への影響が指摘されるインド株の流入も懸念される。
 変異株の猛威を受け、政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長は解除の条件について「(新規感染者数などが)下げ止まってすぐ解除するとリバウンドが来る。2、3週間は我慢することが時間稼ぎになる」と主張。「ステージ3にとどまらず、2相当が望ましい」と指摘する専門家が増えている。
 新規感染者のステージ2の値は直近1週間で人口10万人当たり15人未満。東京、大阪では第3波の感染ピーク時からステージ2相当に至るまでそれぞれ44日、28日を要した。
 感染研の脇田隆字所長は両都市とも現状からステージ2に減少させるには、少なくとも同程度の期間が必要とみる。
 第3波で北海道は昨年11月中旬に10万人当たり約31人とピークに達し、ステージ2相当に下がったのは今年1月末。現在は新規感染者数は50人を超え、ステージ4に達する指標も多い。宣言による対策が先行する東京や大阪でも解除まで相当の時間がかかることを考慮すれば、解除に向けた「出口」は見通せていない状況だ。
 釜萢敏(かまやちさとし)・日本医師会常任理事は、取るべき対策として外出制限や店舗の昼の営業自粛などを挙げ「道民には不便をかけるが、今優先すべきは感染拡大の防止だ」と話す。(小森美香、立野理彦)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 ワクチン接種はなかなかすすまない
 変異株で医療崩壊
 困りました。
 今まで以上にしっかりと消毒、手洗い、マスクをして、
 とにかく感染しないことです。
 若い人がどこで感染したかわからない、、、
 …というのが感染者数増加の原因のようです。
 緊急事態宣言も仕方がないと思います。

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選挙の投票日にワクチン接種を

 今日は2021年5月14日(金)です。
 札幌は晴れのいいお天気です。
 八重桜とチューリップが満開です。
 お花はきれいですが、
 世の中は深刻です。
 新型コロナの感染者数が増えています。
 何とかワクチン接種を早くしなくては、
 感染をコントロールできません。
      ■         ■
 高齢者のワクチン接種予約がはじまりましたが、
 なかなか予約が取れません。
 全国民にワクチン接種となると、
 いつのことやら?
 …と不安になります。
 国民の大部分に、
 大規模なワクチン接種をしたことがありません。
 国にも自治体にもノウハウがありません
      ■         ■
 ワクチン接種で大変なのは、
 注射ではありません。
 問診で持病やアレルギーを聞いたり、
 注射器にワクチンを吸って準備するのが大変です。
 ワクチン接種後に具合が悪くなった人を、
 しっかりサポートするのも大変です。
 短期間にワクチン接種を完了するには、
 今までの方法ではできません。
      ■         ■
 私は今年任期満了を迎える、
 衆議院議員選挙の日に、
 投票会場でワクチン接種をするのがいいと思います
 もちろん不在者投票でもワクチン接種をします。
 今から準備すれば、
 秋までには何とかなると思います。
 ワクチンが準備できなかったら、
 年齢によって接種する人を分けるのがいいです。
      ■         ■
 選挙会場では本人確認ができます。
 自治体の人がたくさん来ているので、
 自治体職員にも問診をしてもらいます。
 予診票を書いてきてもらって、
 チェックするだけなら資格がなくてもできます。
 問題がある人だけを、
 有資格者の看護師や保健師がします。
      ■         ■
 ワクチンの準備は、
 薬剤師や臨床検査技師がします。
 微量の薬液を注射器に吸って準備するのは、
 医師よりも臨床検査技師が上手だと(私は)思います。
 注射は看護師がします。
 一つの投票会場にある程度の看護師がいればできます。
 医師は2人で交代しながらします。
 私でよければ投票所に手伝いに行きます。
 こんなことでもしなければ、
 遅れている日本のワクチン接種は進みません。
 投票所でワクチン接種をすると、
 過去最高の投票率になります。

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看護師すり減る心

 今日は2021年5月13日(木)です。
 昨日の看護の日2021
 …の続きです。
 今朝の北海道新聞に掲載されていた、
 札幌の看護師さんのお話しです。
 ほんとうに大変だと思います。
      ■         ■
 看護師すり減る心 病室内15分に制限 「孤独な最期 胸痛い」
 道内の新型コロナウイルスの新規感染者が最多を更新する中、看護師が心をすり減らしながら医療現場を支え続けている。現在の感染「第4波」では1日の感染者が500人を超え、重症患者も急増。感染者の7割近くが集中する札幌市では患者の家族のみならず、看護師も長時間寄り添うことが難しくなり、従来の「みとり」ができないケースが増えている。「何ができるのかと悩み、無力な自分に憤りを感じる」。看護師らは葛藤を繰り返し、今も病棟に立つ。(田鍋里奈、内山岳志)
 「苦痛と不安の中、一人きりで過ごし、亡くなっていく患者を見るのは本当に悲しい」。新型コロナの軽症・中等症患者を受け入れるKKR札幌医療センター(札幌)でコロナ病棟の看護主任を務める沓沢希世美さん(45)はこう吐露した。
退院の姿が支え
 センターがコロナ患者を受け入れ始めた昨年2月、専用病棟の担当になった。防護服を着て6時間近く看護し、汗だくになった。マスクとフェースガードを外しての食事は一人きりで、同僚と雑談もできない。それでも回復し、退院する患者の姿が心の支えだった。
 しかし、変異株が本格的に拡大するなどした「第4波」では札幌市内の病床が逼迫ひっぱく。センターも専用病棟の20床は常に満床となり、退院が決まった患者のベッドには、すぐ次の患者が到着する。院内は「ぎりぎりの状態」に追い込まれた。
親族から苦情も
 重症化した患者の中には人工呼吸器の装着などの延命治療を選択せず、センターで最期を迎える人が増え始めた。終末期の患者には家族や看護師が寄り添い、手を握ってみとってきたが、今は感染対策で家族は面会できず、看護師も15分で病室を出なければならない。「一人きりで残された患者は、どんな思いだろうか。考えたら胸が痛くなる」。沓沢さんは漏らす。
 「最期なのに顔も見られないのか」と親族から苦情を言われたこともあった。気持ちは痛いほどわかるが、神経はすり減っていく。
 大型連休中も普段通り、週5日勤務した。人出が増えたというニュースを見るたびに「医療現場の状況が伝わっていない」と思う。コロナ禍が1年以上に及び、外出したい人の気持ちも分かる。ただ、目の前で誰にも手を握られずに亡くなる人たちがいる。「そんな悲しい現場を見るたびに、やるせない気持ちになる」
56%が変調訴え
 北海道医療センター(札幌)など国立病院機構の労働組合が今年2月、全国の看護師約2400人に行った調査では、コロナ病棟で働く看護師の56%が「心身に変調がある」と答えた。退職を考えたことがあるとの回答も51%に達した。
 5月12日は看護師の社会貢献をたたえる「看護の日」。コロナ患者と向き合う札幌の30代の女性看護師は「世間と医療現場の間には溝がある」と言った。第4波では20~30代が重症化するケースが増えているが、まん延防止等重点措置が適用されても人出が減ったとは思えない。「帰省や外食はできず、唯一のストレス発散は好きなカフェでのテークアウト。私たちはいつまで頑張ればいいのか」

防護服に身を包み、業務にあたるコロナ病棟の看護師=12日午後4時40分、KKR札幌医療センター提供
(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 コロナ病棟で働く看護師の56%が「心身に変調がある
 これは大変なことです。
 帰省や外食ができないのもつらいです。
 連休中も普段通り週5日勤務
 お疲れになっていると思います。
 苦痛と不安の中、
 一人きりで過ごし、
 亡くなっていく患者を見るのは本当に悲しい

      ■         ■
 もし私が入院しても、、、
 家族は面会に来れないですし、
 その分だけ看護師さんに負担をかけます。
 早く多くの人にワクチンを接種して、
 米国のようになりたいです。
 何かいい方法がないか?
 考えてみたいと思います。

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医学講座

看護の日2021

 今日は2021年5月12日(水)です。
 札幌は晴れのいいお天気ですが寒いです。
 今日は看護の日です。
 2021年5月12日、Yahoo!ニュースです。
 きょう「看護の日」 コロナ病棟 疲弊する看護師 感染隣り合わせ、明かせぬ勤務先
 新型コロナウイルス治療の最前線に立つ看護師らが疲弊している。感染リスクが付きまとい、私生活は制限され、差別への不安もある。12日は「看護の日」。東北大病院(仙台市青葉区)の軽症・中等症病棟で勤務する3人の看護師に実情を聞いた。(報道部・大橋大介)
 「この前、医療従事者の客を乗せてしまった。最悪だ」。看護師長の40代女性はコロナ感染が急拡大した頃、タクシー運転手からこう軽口をたたかれたという同僚の話にショックを受けた。運転手は同僚が看護師とは知らなかった。
 看護師長は「話を聞いた後、身分を明かさないようになった」。「子どもが通う小学校にもコロナ病棟勤務は隠している。(看護師との接触が)嫌だと思われるのが怖い」と話す。
 医療職が感染源になると考える人は今も多い。看護師約40人が働く病棟は徹底した感染防止策を講じる。
 ビニールのエプロン型防護服にゴム手袋、ゴーグル、ヘアキャップ、高機能のN95マスクを全員が身に着ける。30分もすれば全身汗だくになり、夏場は手袋の先にも汗がたまる。
 病棟内ではマスクを外した水分補給も、顔の汗を拭くこともできない。病棟滞在は2時間以内と決められている。体力的にも2時間が限界だが「患者の状態次第で、時間通りに出られないこともある」という。
 床掃除は清掃業者がするが、患者の食事用テーブルの消毒やシーツ交換、食べ残し処理は看護師が担う。トイレの介助やおむつ交換などが必要な高齢患者もいる。健康状態を確認するため、口元に顔を近づけて話を聞くこともしばしばだ。
 副看護師長の50代女性は「マスクを外す患者さんは多い。せき込む人もいる。防護服を着ても首元は開いているので、気になってしまう」と胸の内を明かす。
「責任ある行動を」願う
 看護師らは1年以上、自宅と病院を直行直帰する日々が続く。「若い人たちは休日も部屋で映画を見たりゲームをしたりする程度。帰省もしない。ナースステーションで同僚と雑談するのが唯一の気分転換だ」と説明する。
 自宅でも気は抜けない。副看護師長の40代女性は帰宅後、玄関の籠に服を脱ぎ浴室に駆け込む。バッグも玄関に放置する。「病院で使った物をリビングに持ち込みたくない」ためだ。
 宮城県の「まん延防止等重点措置」は11日で解除されたが、リバウンド(感染再拡大)の可能性はくすぶる。3人の看護師は「一人一人が責任ある行動をしてほしい」と訴える。

コロナ病棟を消毒する看護師(東北大病院提供)(河北新報)
(以上、Yahoo!ニュースより河北新報引用)

      ■         ■
 看護師さんに心から敬意を表します。
 写真に写っている
 薄いガウンと帽子や手袋はまだましです。
 N95マスクがつらいです。
 はっきり言って苦しいです。
 子供さんが学校で言われたり、 
 保育園で断られた人も知っています。
 ほんとうに大変です。
      ■         ■
 私は看護職は素晴らしい職業だと思います。
 困っている患者さんの、
 一番近くにいるのが看護師さんです。
 いきなりコロナ病棟に行ってください
 …と業務命令が出る病院もあります。
 一日も早くワクチンを普及させて、
 安心して生活できるようにしたいです。
 看護師になってよかったと思える世の中にしたいです。

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昔の記憶

大浦武彦先生90歳のお誕生日

 今日2021年5月11日は恩師、大浦武彦先生の満90歳のお誕生日です
 昨日、お電話でお話ししました。
 大浦先生はお元気です。
 ご自宅のマンションでお仕事をなさっています。
 奥様、憲子さまが
 2013年11月19日にご逝去されました
      ■         ■
 2013年5月9日(木)
 奥様が用意されたマンションに引っ越す前日、
 お二人で二階の荷物を整理したときに急に喉の痛みを訴え倒れられました。
 市立札幌病院救命救急センターに搬送されました。
 大手術を受けられて奇跡的に回復されましたが、
 残念なことに半年後にご逝去されました。
      ■         ■
 奥様が倒れられたのが、
 82歳のお誕生日の直前でした。
 それから8年です。
 お元気で90歳のお誕生日を迎えられました。
 不肖の弟子として感慨深いものがあります。
 お元気で長生きしていただきたいです。
 90歳のお誕生日おめでとうございます。

40年前です

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医学講座

医学部6年生にワクチンを打たせてください

 今日は2021年5月10日(月)です。
 札幌の天候は曇りです。
 ちょっと寒いです。
 今朝の北海道新聞によると、
 北海道の新型コロナウイルスの感染者が506人。
 札幌市は327人です。
 残念なことに増えています。
      ■         ■
 北海道のワクチン接種は、
 2021年2月19日に始まりました
 一部の地域では高齢者のワクチン接種がはじまりそうですが、
 札幌市はまだです。
 人口が多い地域は大変です。
 誰が、
 どこで、
 どうやって打つのか?
 困っていると思います。
      ■         ■
 私はワクチンの打ち手に、
 医学部6年生を担当させるのがいいと思います。
 医学部教員の経験がある人だったら、
 医学生に何もさせてやれない、
 今の医学教育に疑問を持っている人がいると思います。
 私が教員だった20年前から何も変わっていないです。
 採血も注射もしたことがない医学生
 医師国家試験合格後にはじめて採血とか注射をします。
      ■         ■
 2021年4月24日、共同通信の記事です
 「医学生や薬剤師も接種可能に」 吉村知事、ワクチンで国に要望
 大阪府の吉村洋文知事は4月24日、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り「医学生や薬剤師も打てるような規制緩和を国に求める」と府庁で記者団に述べた。政府からの供給日程が不明確で、必要な医師や看護師の確保に自治体が難航していることを踏まえた発言。
 4月24日の全国知事会で、政府に要求するよう提言した。25日から緊急事態宣言が発令される大阪府では新規のコロナ感染者数が高止まりし、吉村氏は知事会後に記者団に「変異株の高い感染力に対応した制度設計が必要だ。ワクチンをより迅速に打てるプログラムを作ってほしい」と述べた。
 (以上、東京新聞WEB版より引用)

      ■         ■
 大都市圏には医学部があります。
 6年生の臨床実習でワクチン接種をさせるのは、
 将来、医師になってからも役立ちます。
 ワクチン接種はただ針を刺して注射するだけではなく、
 ワクチンを注射器に吸って準備するところからはじまります。
 微量のワクチンを注射器に正確に吸うのは、
 実は注射すること自体よりも大変です。
      ■         ■
 若い人は覚えるのが早いです。
 医学部6年生が注射するのは、
 医学生に打ってもらってもいいと同意した人だけです。
 派遣で接種会場に来た看護師さんの列が2時間待ちで、
 医学部6年生の列が5分待ちだったら、
 私なら絶対に医学生の列に並びます。
 列の長さに差がなくても、
 私は医学生に打ってもらいます
 ワクチン接種を早めるために、
 ぜひ文部科学省と厚生労働省に考えていただきたいです。

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医療逼迫_薄れる緊張感

 今日は2021年5月9日(日)です。
 札幌の感染者数が増えています。
 酒類提供終日停止が5月12日(水)からです。
 2021年5月9日、北海道新聞朝刊の記事です。
 医療逼迫 薄れる緊張感 道内感染最多 相次ぐ要請 人出は減らず 一般救急受け入れ難の恐れ
 「助かるはずの命が失われる事態が現実になりつつある」。道内の新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多の403人となった8日、感染者の約7割が集中する札幌市の幹部は医療体制が崩壊寸前との認識を強く訴えた。コロナ重症患者の増加を受け、通常の救急体制を維持できない恐れも拡大。道は飲食店への酒類提供停止要請などの対策で歯止めをかける構えだが、市内中心部は8日も大勢の買い物客らでにぎわい、医療現場では危機感が道民と共有されていないことへのいら立ちも広がる。
 8日の札幌市新型コロナウイルス感染症対策本部会議。同市の医療職トップ、館石宗隆医務監は「国のまん延防止等重点措置の適用が決まったが、医療逼迫(ひっぱく)は緊急事態宣言並みだ」と語気を強めた。同日の市内の新規感染者は277人となり、5月に入って3回目の過去最多を更新。館石氏はコロナ患者用病床は実質満床の状態で、市外搬送や入院調整を翌日に持ち越さざるを得ないケースが増え続けていると説明し「待ったなしの状況だ」と訴えた。
 感染力の強い変異株の拡大により、重症者も増加。KKR札幌医療センター(札幌)では8日、集中治療室(ICU)の病床8床のうち、コロナ重症患者用の4床が初めてすべて埋まった。軽症・中等症患者用の20床も満床状態で、磯部宏院長は「コロナ重症患者が増えたら、ICUでの治療が必要な心筋梗塞などの一般救急患者を受け入れられなくなる」と危惧する。
保健所も瀬戸際
 感染者の急増を受け、市保健所も厳しい対応を迫られている。500人体制で感染者の行動歴を聞き取る疫学調査や自宅療養者の健康観察を行っているが、新規感染者が270人を超える状況が続けば、人員不足は必至だ。疫学調査に時間がかかると、濃厚接触者の特定が遅れ、市中感染がさらに広がる懸念もある。担当者は「緊急事態宣言が出た兵庫や大阪並みに感染者が増えたら、今の状態では対応できない」と漏らす。
飲食店から嘆き
 道は12日から市内の飲食店に酒類提供の終日停止を要請し、人と人との接触機会を徹底的に抑える方針。札幌・ススキノでバーを経営する金山和裕さんは「飲食店や酒がスケープゴート(いけにえ)にされ、真綿で首を絞められる気分だ。連休前に強い措置を打つべきだった」。
 同市中心部は8日の日中も多くの市民が行き交い、一部の飲食店などは混雑した。大通公園にいた男子大学生(20)は「緊急事態宣言が出ていた昨春は緊張感が強かったが、何度も自粛要請が繰り返され、人混みを気をつければ大丈夫だと思うようになった。外出に抵抗感はない」と話した。
 医師や看護師の大半はすでに1年以上、外出や外食を控え、コロナと戦う。市内の基幹病院の責任者は嘆く。「外出するな、飲みに行くなと言っても、誰も聞かない。それでまた感染が広がると思ったら、もう笑うしかない」(五十嵐俊介、岩内江平、佐藤圭史)

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 困りました。
 昨日の北海道新聞朝刊の記事に、
 札幌市感染症対策本部のアドバイザーで、入院調整などに取り組んでいる札医大の上村修二講師は「自宅療養や宿泊療養中に亡くなった人はまだいないが、入院病床の調整は自転車操業状態。夜間や休日などでタイミングが悪ければ、いつ死者が出てもおかしくない」と危惧する。
 札幌医大高度救命救急センター講師の上村修二先生のコメントが出ていました。
 上村修二うえむらしゅうじ先生は救急医療のベテランです
 とても優しくて信頼できる先生です。
 日本熱傷学会でご一緒です。
      ■         ■
 上村修二先生のような立派な先生たちが、
 北海道の救急医療を支えてくださっています。
 何とか感染拡大をおさえて、
 ワクチン接種に期待したいと思います。
 上村先生のお言葉を重く受けとめました。
 感染しないようにしましょう。
 手洗い、消毒、マスクをしっかりしましょう。

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札幌で酒類提供終日停止

 今日は2021年5月8日(土)です。
 新型コロナの感染拡大が続いています。
 札幌市の昨日の新規患者数は154人です。
 死者は4人です。
 困りました。
 札幌市では、
 5月12日(水)から、
 酒類の提供が終日できなくなります。
      ■         ■
 2021年5月8日、北海道新聞電子版の記事です。
 酒類提供、札幌で終日停止へ 12日から 道が要請方針 大型集客施設は時短
 道は7日、政府が新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」を道内に9日から適用すると決めたことを受け、対象となる札幌市内の飲食店などに酒類提供を終日行わないよう求める方向で最終調整に入った。期間は12~31日とする方針で、緊急事態宣言の対象地域と同等の厳しい措置となる。床面積が延べ千平方メートルを超える大規模集客施設に対し、午後8時までの営業時間短縮も要請する方向。専門家の意見を聞いた上で、8日の対策本部会議で決定する。
 酒類提供停止要請の対象は、札幌市内の飲食店やバー、カラオケボックスなど。道は6日から営業時間を午前5時~午後8時、酒類提供を午前11時~午後7時に短縮するよう要請しているが、12日からは営業時間はそのままで、酒類は終日提供しないよう呼び掛ける。
 要請に伴う事業者への協力金は大企業が1日最大20万円、中小企業が1日3万~10万円で調整。要請に従わない場合は知事による命令が可能となり、さらに応じない場合は20万円以下の過料を科すことができる。
 大規模集客施設への要請は、市内の百貨店や遊興施設、演芸場などを想定。12日からは営業時間を午後8時までとし、酒類の提供を行わないよう協力を求める。入場者の整理誘導を徹底するため、ホームページなどで周知することも依頼する。市営地下鉄や市電の終電の繰り上げや、さっぽろ駅や大通駅での検温も12日から実施する。
 イベントは、来場者の受け入れ上限を5千人とすることを11日から要請。ロックコンサートやスポーツイベントなど大声を出すことが想定される場合は収容率を50%以内とし、営業を午後9時までとすることや酒類提供の停止、道への事前相談も求める。
 このほか、テレワークや休暇取得による出勤者の7割削減や、運動会や修学旅行など学校行事の中止・延期・縮小は9日から呼び掛ける方針だ。部活動の原則休止要請も続ける。(村田亮)
 (以上、北海道新聞より引用)

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 困りました。
 酒類の提供を終日停止されたら、
 店を開けてもやっていけないと思います。
 1日3万~10万円では中小企業でも無理です。
 札幌美容形成外科でしたら、
 借金をしないとやってられません。
 早くワクチンを打って、
 米国のようになりたいです

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