医学講座
光超音波3Dイメージング装置
マイクロサージャリー学会2021(つくば)
…で一番印象に残った発表です。
ランチョンセミナー5
光超音波3Dイメージング装置
数年前から、
学会や論文で見て、
興味を持っていました。
LUXONUSルクソナス
…という会社が作りました。
■ ■
学会で聞いて、
もっと驚きました。
この装置を開発されたのが、
慶応義塾大学医学部解剖学教室で、
会社の代表取締役が、
相磯貞和先生
慶應義塾大学名誉教授・芝浦工業大学特任教です。
素晴らしい装置です。
■ ■
私たち形成外科医が手術をする時に、
血管の走行がとても大切です。
いい手術結果を出すためには、
血流がいい皮弁が必要です。
血管の状態は人によってばらつきがあります。
手術前に血管を正確に知ると、
血管を傷つけずに手術ができます。
この装置は素晴らしいです。
つくばまで行ってよかったです。
“光超音波3Dイメージング装置”へのコメント
コメントをどうぞ
血管の走行がとても大切なのですね。
光超音波3Dイメージング装置を
使うといい手術が
できるということでしょうか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。血管の走行を正確に知るといい手術ができます。この装置はCTやMRIではわからなかった微細な血管が見えます。画期的なことです。
光と超音波の両方を使って血管の状態を
知ることができる。技術の発展はすごい
ですね。最先端の技術で治療方法の幅も
広がって病気に苦しむ患者さんが
救われることに繋がってほしいと思いました。
いつも知識をありがとうございます。
つくばまで道中お疲れさまでした。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は北大で研究した時に微小循環に興味を持ちました。札幌医大でも解剖学教室で血管解剖の研究をしました。手の血管は皮膚から透けて見えるものもありますが見えない血管もあります。正確に手術をするためには血管を見えるようにする技術が役立ちます。この装置は将来きっと普及すると思います。血管だけではなくリンパ管まできれいに見えるのが画期的な発明です。
何やら素人の私には難しい内容ですが、血管の細部まで立体的に見える機械でしょうか?でもこんなにたくさんある血管を傷つけないで手術する方が難しいですね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。難しい内容で申し訳ありません。こんなにたくさんある血管を傷つけないで手術をするためには、血管の位置や太さを正確に知る必要があります。この装置のおかげで今まで見えなかった血管やリンパ管が見えるようになりました。素晴らしい画期的な発明なんです。