医学講座

牛乳を飲もう2021

 今日は2021年12月27日(月)です。
 年末寒波で札幌は大雪です。
 寒いです。
 12月中旬までは雪がなかったのに、
 あっという間に真冬の冬景色です。
 北海道の冬です。
 これから1月下旬までが一番寒い時期です。
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 2021年12月27日、北海道新聞朝刊、いずみへの投稿です。
 牛乳を飲もう
 「今日の晩ご飯は『牛乳を飲もうキャンペーン』だよ」。私がそう言うと、夫と娘が喜びます。牛乳の特売などに合わせて時々行うわが家のキャンペーンですが、今回は大きな意味がありました。12月15日の北海道新聞朝刊1面に「生乳大量廃棄の恐れ」という記事が載っていたからです。
 私の生家は道東で酪農を営んでいました。小学校高学年のころ、牛舎へ行くと、母がバケツの中の生乳に食紅を入れ、ピンク色になった生乳を畑に捨てていました。牛乳があまり飲まれなくなった、牛乳が余っているなどと聞いてはいましたが、まさか捨てることになるとはと驚き、「本当のことなんだ」と現実を見た思いがしました。
 「どうしてわざわざ食紅を入れるの?」と聞くと、母は「色をつけて牛乳として売れないようにしてから捨てなさいと言われたからだよ」と、私の顔を見ず、感情を押し殺した声で教えてくれました。
 色つきの生乳を捨てている時の父と母の横顔とその光景は今でもはっきりと覚えており、忘れることができません。そして見ていることしかできなかった自分を悔いています。
 ですが、今の私は違います。料理やお菓子作りで牛乳をたくさん使えます。私たちが楽しい思いをして、巡り巡って酪農家の方々や乳牛にとって良い方向になるのであれば、料理作りの励みにもなります。
 さあ、今日も牛乳を飲もう。
 藤本和恵ふじもとかずえ(52歳・パート)=旭川市

(以上、北海道新聞より引用)

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 酪農家は大変です。
 食紅を入れて廃棄するのは知りませんでした。
 つらいと思います。
 今朝のトップ記事に、
 生乳需要低迷道東の酪農家苦境
 …が載っていました。
 酪農家は年中無休で乳しぼりです。
 国の政策で借金をして規模を拡大したのに、
 需要低迷でまた借金はないです。
 私も牛乳を飲みます。
 酪農家のために牛乳を飲んでください
 とってもおいしいです。

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