医学講座

朝のタンパク質_筋肉量増加に効果的

 今日は2021年12月8日(水)です。
 札幌は暖かな師走が続いています。
 少しでも長く続いてほしいです。
 2021年12月8日、北海道新聞朝刊、
 札幌医大教授、當瀬規嗣先生の生きるしくみです。
 今日もためになることが書いてありました。
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 「生きる」しくみ朝のタンパク質 筋肉量増加に効果的
 朝食でよく食べる食材はなんでしょうか。思いつくのは、卵、納豆、豆腐、みそ汁、焼き魚、牛乳、ハム、チーズそして、ご飯やパンでしょうか。
 主食であるご飯やパンを別にすると、ここに挙げた食材には共通点があります。それはタンパク質を豊富に含んでいる食材であるということです。洋の東西を問わず、朝食にタンパク質をたくさん取ることが行われています。
 先般、このことに根拠を与える研究が発表されました。朝食にタンパク質を多く取ると、夕食で取った場合と比較して、筋肉量が増加するというのです。その効果は、とりわけ高齢女性を対象にした調査で顕著だというのです。
 老化に伴う筋萎縮をサルコペニアと呼びます。サルコペニアにより運動能力が低下し、足腰が弱くなって、寝たきりなど要介護の状態になることが懸念されています。朝食に意識的に多くのタンパク質を取ると、サルコペニアの進行を遅らせ、要介護状態を避けることができるかもしれません。
 どうして朝なのかというと、人の体のリズムを決めている体内時計のはたらきによって、タンパク質を筋肉に変えるようにしているからです。体内時計が朝のスタートにあたって、筋肉を作り、あるいは修繕して1日に備えるように仕組んでいるのです。
 だから筋肉の材料であるタンパク質をたくさん食べると効果的なのです。難しいことではありません。朝にタンパク質、お勧めです。(當瀬規嗣=とうせ・のりつぐ、札医大医学部教授)

(以上、北海道新聞より引用)

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 私は毎朝おかめ納豆を食べています。
 さくらんぼさんりんごと納豆が、
 私の健康を支えてくれています。
 當瀬のコラムに書いてあった、
 サルコペニアという言葉を聞きます。
 老化による筋肉の萎縮だそうです。
 朝、タンパク質をとるといいそうです。
 気をつけて食べるようにしましょう。

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