医学講座
米国の感染状況2021
今日は2021年12月23日(木)です。
米国エモリー大学のAssistant Professor
中嶋優子先生のFBです。
とても大切な情報が書かれていました。
ご紹介させていただきます。
今日色々な院内オミクロン情報が流れて来ました:
- アメリカはもう73.2%の新規コロナ感染がオミクロンでした。やっぱり…前と違うな〜とみんな思っていました。
-アトランタ Fulton Countyではこの1週間で新規感染200%増
- 軽症症例の基礎疾患持ちに投与していたモノクローナル抗体regeneronがオミクロンには全然効かないとのことで今日から病院でオーダー出来なくなりました。
- そこらのドラッグストアで気軽に購入できる迅速抗原検査でもオミクロンはデルタと同じくらいの正確性で検出出来る(急に品薄になっています)。特に24時間空けて2回やって同じ結果だとかなり信頼できるとのことです。症状ある職員は自宅でこの検査をしなさいとのことです。
- ワクチン2回では免疫獲得出来なく、ブースター接種で初めてオミクロンへの免疫が出来るとのことです。確かに私が診たコロナ患者さんはほとんどブースターはまだ、の患者さんが多かったです。
- オミクロンは麻疹並みの感染力、上気道症状多いけど重症度は前と変わらないとのことです。
■ ■
有益な情報なので引用させていただきました。
オミクロン株の日本国内での感染者数が増えています。
はしか並の感染力はこわいです。
前と違うな~とみんな思っていました
違うなぁ~
…これがこわいです。
■ ■
日本でも油断せずに、
密を避けて、
手を消毒して、
マスクをして、
感染しないようにしましょう。
3回目の接種もしてもらいましょう。
北海道でも医療従事者の3回目の接種が始まっています。
私はワクチン接種をすすめます。