院長の休日
2025年積雪初日
今日は2025年11月8日(金)です。
朝起きたら雪が積もっていました。
北海道弁で表現すると、、、
いくら何でも早すぎるんでないかい?
または、
なんぼ何でも早すぎるんでないかい?
…です。
11月上旬に12㎝の積雪は、、、
過去にいつあったか忘れました。
■ ■
2011年積雪初日は11月17日、
2013年積雪初日は11月28日でした。
下の写真が今朝の通勤路です。
夏靴は無理なので、
急遽、冬靴を取り出しました。
一度はとけると思いますが、、、
11月上旬からこんな雪は嫌です。
■ ■
今年は街路樹にも異変があります。
毎年、たくさんの赤い実がつくナナカマドが、
今年は不作です。
山のドングリだけではなく、
街路樹のナナカマドまで実が少ないです。
スズメがよく食べていました。
気のせいかスズメが少なくなりました。
これ以上、積雪が増えないことを願っています。

2025年11月8日
昔の記憶
本間瑞子三回忌
今日は2025年11月7日(金)です。
私の母親、本間瑞子の命日です。
亡くなった翌年が一周忌、
その翌年の2年後が三回忌さんかいきだそうです。
本間家は無宗教です。
何も行事は予定していません。
昨年は納骨だったので親戚が集まりました。
日程調整が大変でした。
■ ■
父親の三回忌の時には、
当時90歳の母親が、
どうせ、
あんたも忙しいだろうし、
みんな(3月は)忙しいから、
6月頃に考えている…
よろしく
…と言われました。
■ ■
気候がいい6月に、
私の弟を呼んで定山渓温泉に行った覚えが何となくあります。
母親の三回忌はなぁ~
札幌には誰もいないしなぁ~
母親が生きていたら、
どうせ、
あんたも忙しいだろうし、
みんな忙しいから、、、
…と言われそうな気がしています。
私一人で命日の前にお墓の草取りに行きました。
私なりの供養です。

医学講座
春グマの駆除_ハンター不足で実施できず
今日は2025年11月6日(木)です。
北海道新聞にクマのことが載っていました。
春グマの駆除、北海道内110自治体で実施できず ハンター不足など背景 道の調査結果
北海道は5日、人里周辺で冬眠明けのヒグマを撃つ「春期管理捕獲」を今年実施しなかった道内の自治体が110に上ったとの調査結果を明らかにした。春期管理捕獲は道が2023年に導入したが、ハンター不足などを背景に捕獲頭数は伸びていない。全道各地でクマの出没が相次ぐ中、専門家は来年以降の体制強化が必要と指摘している。
春期管理捕獲はクマの人里への出没を抑制する狙い。市町村や地元猟友会が道の許可を得て、残雪に残る足跡などからクマを探しやすい2~5月に実施している。捕獲数は23年が20頭、24年が14頭だった。
調査は今年10月に行い、160自治体が回答。今年は50自治体が「春期管理捕獲を実施した」と答え、実際に三笠市や渡島管内森町など10自治体で22頭を捕獲した。
一方、実施しなかったと回答した110自治体のうち、その理由(複数回答)について「従事者を確保できなかった」が47自治体と最も多く、これに次いで「ヒグマを捕獲できる従事者がいない」が17自治体だった。
宗谷管内枝幸町の担当者は「地元猟友会と協議したがハンターの都合がつかず、実施を見送った」と話す。春期管理捕獲は長時間、雪山に入る必要があり、同町のハンターの多くは仕事を持っていて対応が難しかったという。
調査では、約4割の63自治体が、春以降のヒグマの出没が「例年より多い」と答えた。道ヒグマ対策室は春期管理捕獲の成果について「目に見える形になっていない」と分析。札幌市内で同日開かれたヒグマ保護管理検討会で、北大大学院文学研究院の宮内泰介教授は「熟練のハンターがおらず、春期管理捕獲を諦める自治体が多いのではないか。機運を高め、体制を整えていくことが必要だ」と話した。

■ ■
猟友会への「丸投げ」のツケ 積丹町議とのトラブルでヒグマ駆除1カ月超休止 学校休校や保護者の送迎も
【積丹】後志管内積丹町で、ヒグマ駆除を巡るハンターと町議とのトラブルをきっかけに、地元猟友会が活動を休止して1カ月以上になる。この間、小中学校近くにクマが出没した際も出動はなく、一部イベントが中止になるなど、町民は不安を募らせる。休止が長期化している背景には、駆除などを主導するべき町が、猟友会にクマ対策のほとんどを「丸投げ」してきた構造の行き詰まりがある。
本年度、町内のクマの目撃件数は9月末現在で46件に上る。前年度全体の26件を大幅に上回るが、今期の捕獲は7頭で止まったまま。目撃情報が寄せられた際の痕跡調査も追いつかず、町が全戸へネット回線で発信するクマ出没の注意喚起などの情報提供も滞っている。
10月29、30の両日には、美国小の校門前や美国中の近くでクマの目撃情報があったが、猟友会の出動は無く、両校とも31日に休校措置がとられ、保護者による送迎が続く。美国小に息子が通う40代の女性は「トラブルが解決されず、町民に大きな影響が出ているのに、町からの情報はない。一日も早く猟友会の活動を再開してほしい」と不安を抱える。
影響は広がっており、町内の飲食店主は「町民の命と安全を守るべき町や町議会は何をやっているのか」といらだちを隠さない。クマにおびえて外出を控える人が増え、売り上げが落ちているという。
今回のトラブルは9月27日に起きた。町議の所有地に設置した箱わなに体重284キロの雄がかかり、安全確保のため、猟友会のハンターが町議に現場から離れるよう指示した際に口論になった。町議の「うちの土地に入るな」などといった発言に反発し、猟友会として駆除活動の休止を決めた。
関係者によると、町議は農家で、猟友会によるシカの食害への対応が不十分とし、町議会でも猟友会の活動に批判的な発言をするなど、感情的なもつれがあったという。長期にわたる駆除の休止について、町議は「正常化しないといけないとは思う」としている。
町によると、クマの駆除業務は北海道猟友会余市支部の計13人に委嘱している。町の非常勤職員(鳥獣被害対策実施隊員)に位置づけられ、町と余市署から出動要請があったときに出動する。
活動休止を機に、猟友会側は同様のトラブルの防止を含め、町側の責任を明確化するよう求めている。余市支部のベテランハンターは「トラブルの発端となった安全確保の『人払い』を含め、駆除に関わるほぼすべてを猟友会に丸投げしてきたことが問題の本質」と指摘し、「命がけで協力する以上、町として一般人を近づけない対策の徹底や管理職の立ち会いが必要」とし、町との協議を始めた。
ただ、町役場の職員は50人弱で、人繰りは厳しい。十河(そごう)昌寛副町長は「町が果たす責任範囲を具体化し、駆除の再開を急ぎたい。ただ、限られた職員数で機動的に動くのは難しく、札幌市など大都市と違い専門職員を置く財政的余裕もない」と話す。
状況は深刻化の一途をたどる。町役場には抗議や問い合わせの電話が相次ぎ、職員は対応に追われて疲弊。1日には北海道のホームページに「積丹町役場を爆破する」との書き込みが見つかり、町文化祭が中止になった。町はクマ駆除問題との関連を明らかにしていないが、混乱に拍車がかかっている。
北海道猟友会によると、クマの大量出没が続く今年は、猟友会員が対応する件数が例年の3倍超に上り、各地で負担が増している。道猟友会の堀江篤会長は「積丹町のように巡視などの業務がハンターに丸投げされるケースは少なくない。ハンター側の不満は高まっており、他の地域でも自治体との連携が機能不全に陥りかねない」と懸念する。(土屋孝浩 、尹順平)


町議とハンターがトラブルになった駆除現場。箱わなには体重284キロの雄が入っていた=9月27日(北海道猟友会余市支部提供)
■ ■
「警察にクマ駆除は無理」大日本猟友会会長、自民PTで指摘 自衛隊の派遣も「反対」
自民党のクマ被害対策プロジェクトチームの会合が5日に開かれ、警察庁が検討している警察官によるクマ駆除について、各都道府県猟友会で構成する大日本猟友会(東京)の佐々木洋平会長(83)が「経験がなく無理」と否定的な見解を示した。クマ被害が相次ぐ秋田県への自衛隊派遣も、国防などへの影響を理由に反対した。
佐々木会長は会合後、取材に応じ、猟友会員は普段から動くシカやイノシシを狙って発砲しているが、警察官は主に止まった標的で訓練していると指摘。「向かってくるクマを10秒ほどで撃たなければならない。(警察官には)経験がなく無理だ」と述べ、現状では猟友会員が駆除を担うしかないとの考えを示した。
自衛隊の派遣は「国防が大変な中で(クマ駆除の)後方支援をさせるのはどうかと思う」と反対。被害対策について「個体調整が必要。たくさん捕るしかない」と述べ、対応した猟友会員への金銭的補償の充実を求めた。(内山岳志)

大日本猟友会の佐々木洋平会長
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
北海道新聞の記事でよくわかりました。
猟友会は民間団体です。
ボランティアでクマを駆除してくださっています。
私はハンターをみなし公務員として、
ケガをした場合は公務災害
損害が出た場合は国が補償
これくらいは国がするべきだと考えます。
猟友会は趣味で狩猟を楽しむための団体です。
医学講座
私のおっぱい何か変
今日は2025年11月5日(水)です。
全国でクマ被害が増えています。
死者数も過去最高です。
秋田県では陸上自衛隊が出動してくださいました。
鳥獣駆除の訓練をしていないので、
銃を使っての駆除はなしです。
さくらんぼさんの市のクマはまだ捕獲されていません。
日本国としてクマの頭数を減らしてください。
■ ■
今日は陥没乳頭のお話しです。
札幌美容形成外科を受診してくださった患者さんからお聞きしたことです。
中学生の頃から、
自分は他の子と違うと思ってました。
何か変とお母さんに相談したら、
『赤ちゃんを産んだら出てくる』
…と言われました。
…でも結局出てきませんでした。
こんな患者さんがたくさんいらっしゃいます。
■ ■
3人子供を産んだけど出てこなくて、
出産後に授乳できませんでした。
…という患者さんもいらっしゃいました。
ある中学生の患者さんはお母さんといらして、
『この子はずっと乳首がないんです』
…と言われました。
乳首の位置に黒い点があって、
その下に乳頭がありました。
高校生になってから手術をして治りました。
■ ■
私は高校の保健体育で教えてくれるといいと思っています。
残念なことに、
文部科学省が決めたこと以外は教えられないそうです。
私のおっぱい何か変
…と思った方にはシリコン製の乳頭吸引器で吸引してください。
AMAZONで売っていますが、
とてもたくさんの種類があります。
私はカネソンのプチパッドSサイズか、
同じような形のシリコン製をおすすめします。
使い方はKanesonのHPに書いてあります。

■ ■
陥没している部分が硬いと、
吸引すると血が出ることもあります。
そんな時は医療機関を受診してください。
近くに医療機関がない場合や、
時間がない人は、
食用のオリーブ油を少量だけつけてください。
そうすると陥没している部分がやわらかくなります。
3ヵ月以上吸引してもダメな時には、
手術を考えるといいです。
札幌市の高校生は医療費の補助が受けられます。
高い美容外科より保険適応の形成外科をおすすめします。

医学講座
クマ外傷_顔面粉砕骨折
今日は2025年11月4日(火)です。
北大金葉祭も終わり、
秋ももう少しで終わりです。
駐輪場も11月30日で終わりです。
あと26日間しか自転車通勤ができません。
私は北海道生まれの北海道育ちですが、
71年生きてきても寒い冬は嫌です。
■ ■
さくらんぼさんの市のクマはまだ捕獲されていません。
箱ワナを設置していますが、
クマはかかっていません。
ネットニュースで見る山形の箱ワナは、
北海道のヒグマ用と違っています。
ツキノワグマは顔をねらって急に襲ってきます。
くれぐれも気をつけてください。
目をやられると失明します。
■ ■
2025年11月2日の院長日記でご紹介した、
秋田大学医学部附属病院のクマ外傷は、
顔面粉砕骨折です。
治療を担当するのは形成外科です。
私はこれほど重症の顔面骨骨折は、
形成外科医人生で数回しか診たことはありません。
私の経験では、
7階から転落した患者さんと同じくらい重症です。
■ ■
下の写真では、
上顎骨じょうがくこつ
鼻骨びこつ
篩骨しこつ
頬骨きょうこつ
前頭骨ぜんとうこつ
…が粉々になっています。
これを粉砕骨折ふんさいこっせつと呼びます。
■ ■
クマパンチ一撃で顔の骨が砕けた状態です。
これだけの外傷だと、
手術時間が10時間を超えることもあります。
形成外科、
耳鼻科、
眼科、
脳神経外科、
多数の医師が手術に参加することもあります。
■ ■
クマ外傷は重症になります。
頭数が増えたクマを駆除しないと、
亡くなる人が増えます。
自分の身内が、
クマにやられて死んでしまったら、、、
悔やんでも悔やみきれません。
一日も早くクマを駆除してください。
形成外科専門医からのお願いです。



(以上、TBSニュースより引用)
医学講座
南陽市職員_クマに襲われ大けが
今日は2025年11月3日(月)文化の日です。
さくらんぼさんの市のクマは、
残念なことにまだ駆除されていません。
市職員がクマに襲われ大けがをしました。
昨日のYahoo!ニュースです。
市職員襲ったクマ捕獲に至らず警戒続く 箱わな3か所に設置もかからず行方わからず 山形・南陽市
山形県南陽市で1日朝、クマのパトロールをしていた市の職員がクマに襲われ、全治3か月の大けがをしました。市は箱わなを設置しましたが、2日も捕獲に至っておらず、引き続き現場周辺で警戒に当たっています。
1日午前6時45分ごろ、南陽市長岡でクマのパトロールをしていた市職員の58歳の男性がやぶの中から飛び出してきたクマ1頭に右手を引っかかれ、全治3か月の大けがをしました。事態を受け市は1日、現場付近の3か所に箱わなを設置しましたが、現在も捕獲には至っていません。クマの行方はわかっておらず市と警察が引き続きパトロールを行い警戒に当たっています。
現場は国道13号にほど近い雑木林で周辺には住宅や店が立ち並ぶ南陽市の中心市街地です。
1日に男性を襲ったクマは、特徴などから10月29日に市内の赤湯小学校に出没し来賓用の玄関のドアを破壊したクマと同じ個体の可能性があるとみられています。南陽市では依然としてクマの捜索が続き安全確保が難しいことから、赤湯小学校近くにある「南陽東置賜休日診療所」を2日と3日、臨時休診としました。代わりの受診先として米沢市、長井市の休日診療所を利用するように呼びかけています。

(以上、Yahoo!ニュース、山形放送より引用)
■ ■
右手に全治3か月の大けがは大変です。
利き手だったらとても不自由です。
パソコンも打てません。
ツキノワグマはやぶの中から飛び出してきて、
人間を襲うそうです。
一日も早く駆除してほしいです。
札幌でも住宅地にクマがたくさん出ています。
頭数を減らさないとダメです。
医学講座
ツキノワグマ_被害者の9割が顔面損傷
今日は2025年11月2日(日)です。
さくらんぼさんの市のクマはまだ駆除されていません。
山形県のクマはツキノワグマです。
北海道のヒグマと違って、
人間の顔をねらってきます。
顔が粉々になります。
TBSニュースの記事を紹介します。
■ ■
【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変
被害者の9割が顔面損傷
30年以上にわたり、クマの外傷患者の治療にあたってきた中永士師明なかえはじめ医師です。クマによる外傷には、特徴があると言います。
・秋田大学医学部附属病院 中永士師明医師
「やっぱり(傷をうけた)場所でいくと、ほとんど90%が顔なんですね。顔面外傷といいまして、顔の目から鼻、口、この辺のあたりをケガされるっていう方が多いですよね」
こちらはクマに襲われた患者のCT画像です。顔の骨が砕けているのが分かります。2023年、秋田大学医学部附属病院が受け入れた外傷患者のうち、およそ9割が「顔面」を損傷していました。
・秋田大学医学部附属病院 中永士師明医師
「それこそ顔をバッと一撃で吹っ飛んで、鼻までなくなったっていう人がいたんですね。救急隊がですね、鼻を持ってきてくれたんですよ。それで綺麗に形成外科で鼻がまたくっついたっていうのがあったんです」
・秋田大学医学部附属病院 中永士師明医師
「クマも自分の方が強いんだとか、相手を威嚇しようと思うので、少しでも体を大きく見せようとする。最終的に立ち上がるような感じで飛び掛かってくるので、人間の顔に当たってしまうということです」
またクマに襲われた場合、外からの衝撃による「鈍的外傷」に鋭い爪や牙による「鋭的外傷」が加わるため、複雑で重篤な損傷を伴うと言います。
・秋田大学医学部附属病院 中永士師明医師
「交通事故とか高いところから落とされているような傷だけではなく、ナイフとかでえぐられるような傷も両方が交わるので、結構深い傷になってしまう。しかも骨まで折れてしまうので、やはり感染には注意しないといけない」
「クマに襲われても、ちょっと擦り傷とか、手足をけがするだけだろうと思われたら大違いで、大変な傷になってしまうということです」
【クマ外傷の特徴】
中永医師は、北海道のヒグマは、本州のツキノワグマより体が大きく力も強いので、被害の大きさは比にならないとも話しています。
クマの攻撃で傷を負った部位のうち、顔面が90%、続いて腕70%、頭部60%、脚40%と上半身が圧倒的に多くなっています。
【顔を攻撃する理由】
クマは人を威嚇するために立ち上がるように飛びかかってくるため、人間の顔に攻撃が当たるということです。
また、クマは腕を「水平」に振ってくるそうです。
【クマに襲われた時の防御姿勢】
距離がある場合は、ゆっくり後ずさりするのが前提ですが、クマが飛び掛かってきた場合は、両手を後ろにやって、うつぶせに小さくなり、とにかく首と顔を守ることに徹してください。
クマは相手を威嚇して反撃してこないことがわかると去っていくため、それまでこの姿勢で我慢することが重要です。
餌となるドングリなどが不作となり、クマの行動範囲が拡大しています。どこでクマが出てもおかしくないと思って、行動するようにしましょう。



(以上、TBSニュースより引用)
■ ■
中永士師明なかえはじめ先生は救急の先生です。
秋田大学医学部附属病院救急科教授です。
顔を治したのは、
手塚崇文先生(秋田大学医学部形成外科)だと思います。
やぶからいきなりクマが出てきて、
鼻を食いちぎられました。
救急隊が食いちぎられた鼻を持ってきてくれたので、
手塚先生の見事なマイクロサージャリーで血管吻合をして、
鼻をくっつけてくださいました。
■ ■
2024年11月の第42回日本頭蓋顎顔面外科学会で、
秋田大学医学部形成外科の手塚崇文先生のご発表を見せていただきました。
手塚先生でなければ、
食いちぎられた鼻をくっつけるのは無理でした。
クマ外傷は重症になります。
バットで殴られてもこんなにひどくなりません。
くれぐれもクマに近づかないでください。
死んだと思ったクマに襲われた人もいます。
赤湯のクマを一日も早く駆除してほしいです。
院長の休日
北大金葉祭2025
今日は2025年11月1日(土)です。
今年も残すところあと2ヵ月です。
暑いあついと言っていたのが、、、
ウソのように寒くなりました。
今日と明日は北大金葉祭です。
残念なことに今日は悪天候です。
明日は少し天気が回復するようです。
■ ■
北海道新聞の記事です。
夜の紅葉 幻想的に輝く 1日から北大「金葉祭」
ライトアップされたイチョウが秋の夜を彩る「金葉(こんよう)祭」(実行委主催)が1、2両日、札幌市北区の北海道大で開かれる。10月31日に試験点灯が行われ、夕闇の中に鮮やかな黄金色の葉が広がった。
今年で14回目。同大の北13条門からの道沿い約380メートルに植えられた70本のイチョウを、白熱灯や発光ダイオード(LED)で照らす。試験点灯では、暗い空に葉が美しく浮かび上がり、家路につく学生が写真を撮る姿も見られた。
会場では飲食の販売なども行われる。午前10時~午後9時(2日は8時まで)。ライトアップは両日とも午後6時から。(山中龍之助)


ライトアップされた北大のイチョウ並木(北村史成撮影)
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
私が31歳の時に、
北大形成外科の病棟チーフをしていました。
半年間でしたが大変でした。
今は無くなってしまった病棟から、
毎日イチョウ並木を見ていました。
今から40年前です。
暗くなってから帰宅するので、
イチョウの実を踏まないように気をつけていました。
雪が積もるまでの間は気をつけないと、
実を踏むおそれがありました。
なつかしい思い出です。
休診日のご案内
2026年1月の休診日
1月の休診日は以下のとおりです。
1日(木)2日(金)3日(土)年始の休診日
8日(木)
12日(月)成人の日
15日(木)
17日(土)日本美容外科学会(東京)のため休診させていただきます
22日(木)
28日(水)29日(木)
医学講座
警察_ライフル銃でクマ駆除
今日は2025年10月31日(金)です。
さくらんぼさんの街のクマはまだ駆除されていないようです。
一日も早く駆除してほしいです。
今日のYahoo!ニュースです。
警察、ライフル銃でクマ駆除 緊急対策、11月中旬取りまとめ 政府
政府は30日、クマ被害対策に関する関係閣僚会議の初会合を首相官邸で開いた。
議長の木原稔官房長官は警察に対し、ライフル銃を使用した駆除を早急に検討するよう要請。緊急の施策パッケージを11月中旬までに取りまとめるよう関係省庁に指示した。
木原氏は記者会見で「警察において、クマに関する知識を習得し訓練した警察官の確保、装備・資器材の整備なども含め、ライフル銃を使用したクマの駆除について早急に対応していく」と述べた。政府関係者によると、警察のライフル銃による駆除は現行法で可能だが、前例はないという。
木原氏は会議でクマによる今年度の死者が過去最多の12人に上ると説明。「被害が多様化、広域化しており、国民の安全・安心を脅かす深刻な事態だ」と語った。
小泉進次郎防衛相は、30日に陸上自衛隊秋田駐屯地(秋田市)で箱わな運搬などの訓練を実施したと報告。石原宏高環境相は狩猟免許を持つ自治体職員「ガバメントハンター」を含む捕獲者の確保に向け「(今年度の)補正予算を活用した対応を進める」と表明した。
石原氏は、北海道に住むヒグマが約1万2000頭、本州・四国に生息するツキノワグマが約4万2000頭以上いると推定されると説明した。
クマが学校敷地内に出没するケースがあったことから、文部科学省は全国の教育委員会に対し、危機管理マニュアルを改定し、安全対策を強化するよう通知した。
政府は被害拡大を受け、従来の関係省庁連絡会議に総務省、文科省、防衛省も加え、閣僚会議に格上げした。

クマ被害対策に関する関係閣僚会議。右手前から3人目は木原稔官房長官=30日午後、首相官邸
(以上、Yahoo!ニュース、時事通信社より引用)
■ ■
警察にライフル銃があるのは知りませんでした。
機動隊が持っているそうです。
でも、、、いくつあるのかなぁ~です。
私はそれよりも、
自衛隊が撃てるようにするべきだと思います。
銃の専門家なのに、
箱わな運搬じゃ宝の持ち腐れです。
法律を改正して自衛隊がクマを撃てるようにすべきです。