医学講座
宮内庁御用達2013
今の若い人にはなじみがない言葉です。
御用達(ごようたし・ごようたつ)
読めるでしょうか?
ネットで調べてみると…
大日本帝国憲法下において正式に許可されたものが名乗れる制度
日本国憲法下においては許可制はなくなり、
御用達制度自体も1958年に廃止された。
…と書かれていました。
■ ■
私の年代ですと、
宮内庁御用達のお菓子には…
菊の紋章が入っていて、
薄い和紙にお店の歴史などが書かれている…
…というイメージがあります。
上品で美味しいイメージがあります。
■ ■
宮内庁御用達の病院は宮内庁病院です。
一般の人には馴染みがなく…
私も詳しくは知りません。
知っているのは…
天皇陛下の心臓の手術を担当した先生くらいです。
宮内庁病院の先生ではありません。
■ ■
美容外科医や形成外科医で、
宮内庁御用達の先生は聞いたことがありません。
おそらくいないと思います。
天皇陛下の心臓手術を担当なさった先生が、
平常心で手術と話された記憶があります。
私たち外科医は、
常に最善を尽くして手術をします。
毎日、宮内庁御用達の緊張感で手術です。
そうしないとよい結果は得られません。
“宮内庁御用達2013”へのコメント
コメントをどうぞ
患者はみな同じですよね、天皇陛下だから特別であとは少し手を抜いたような意味に取られますよね。初めてお会いした本間先生は神経が隅々まで行き届いておられる先生でした。
眼形下垂の抜糸の時、超緊張してましたが、企業秘密の抜糸で痛くありませんでした
。先生もリラックスしてスタッフさんと遠くから来てくれてね、、、と談笑されてました。
手術中は私が顔をしかめただけで大丈夫ですか?と宮内庁御用達の心遣い、不安な中にも細やかな配慮で安心しました。宮内庁でもプチ整形、若がえりはあってもいいと思います。