昔の記憶
初雪が降りました2013
昨日(平成25年11月8日金曜日)、
札幌で初雪が降りました。
報道によると、
平年(10月28日)より11日遅く、
昨年(2012年11月18日)より10日早いそうです。
これからは寒くなります。
キュッと身を引き締めて背筋を伸ばして…
寒さに負けないようにします。
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手稲山(ていねやま)と藻岩山(もいわやま)も、
山頂が白くなっています。
来年還暦を迎える私が、
初雪が降ると思い出すのが受験生の頃です。
人生で一番ロマンチックな時期
という院長日記に書いてあります。
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予備校時代に矢野雋輔先生が言われた言葉です。
受験生は人生で一番ロマンチックな時期
毎日、必死で勉強していて、
彼女もいない不遇な青春時代でした。
こんなに辛いのに、
どうしてロマンチックなのだろう…?
と不思議に思っていました。
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勉強で睡眠時間が短く、
試験が終わったら一日中眠りたい…
…が私の切実な願いでした。
勉強しながら眠ってしまったこともありました。
10月に現役最後のチャンス、
開学が遅れていた旭川医大一期生の入試がありました。
全国の3つの新設医学部の入試が、
秋にありました。
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当時も医師不足が社会問題になっていました。
昭和48年に一県一医大構想という国の方針で、
新設された国立医大が、
旭川医大、山形大学医学部、愛媛大学医学部の3校でした。
地方の医師不足解消のために、国の肝いりで国立医大をつくったのです。
昭和48年開学の3大学は、
国会審議の遅れから、
大学の入学試験があったのが10月でした。
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旭川医大には全国から受験生が集まりました。
私も受けましたが、
社会科2科目というハンディもあって…
みごとに落ちました。
落ちるとわかっていて受けても、
やはり落ちるとショックでした。
あぁ、また来年も(予備校)か…
…と不安になりました。
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そんな時に、
旺文社の大学受験ラジオ講座で、
勝浦捨造先生の…
決して諦めてはいけない
…というお言葉を何度も聞きました。
来年還暦を迎える年齢になっても…
恩師のお言葉は一生忘れません。
受験生のみなさんがんばってください。
私も昔、苦しんで勉強していました。