二重・眼瞼下垂
埋没法の糸2013
二重埋没法に使われる糸、
日本で用いられているのはナイロン糸です。
札幌美容形成外科では青いナイロン糸を使っています。
施設によって黒ナイロン糸を使うところもあります。
ポリプロピレンという材質の糸を使うところもあります。
商品名をプローリンとかプロリーンと言います。
ポリプロピレンは青色です。
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ナイロン糸が普及するまで、
試行錯誤の連続だったようです。
よく溶ける糸を使うので安心
…という言葉を聞きます。
埋没法に関しては…
溶ける糸は二重がとれます。
溶ける糸で埋没法をする先生はいません。
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ナイロン糸が医療用として用いられる前、
二重まぶた手術に使っていたのは釣り糸でした。
釣った魚が逃げないくらい丈夫な釣り糸。
誰が考えたかわかりません。
釣り糸を使うようになってから…
化膿などの合併症が激減したそうです。
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札幌中央形成外科の武藤靖夫先生が、
海外で行ったライブサージェリーの、
ビデオを見せていただいたことがありました。
釣り糸で
手品のように二重ができた
…と感嘆の声が録音されていました。
おそらく30年以上前のビデオです。
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埋没法の研究に熱心だったのが、
武藤靖夫先生です。
昭和大学形成外科の先生から、
昔、札幌へ行って…
武藤先生にお世話になった。
たくさん教えていただいいて…
すすきのでたくさんご馳走になった。
…とよくお聞きしました。
武藤先生が埋没法に残された業績は偉大です。