二重・眼瞼下垂
手術デザイン
形成外科では、
どこをどう切って…
どう縫うか…?
マーカーで印をつけて…
切開線を決めます。
これを手術のデザインといいます。
■ ■
唇裂手術の時など…
赤ちゃんの一生を決めることになります。
まずデザインがしっかりできるかどうかが…
一人前の形成外科医になる第一歩です。
形成外科専門医試験で、
ホワイトボードに書かせることもあります。
■ ■
私の手術未公開写真を出します。
大竹尚之先生が、
ピオクタニンという色素を使って印をつけてくださいました。
これをデザインと言います。
紫のラインがピオクタニンです。
この印をつけてから、
局所麻酔をします。
■ ■
私は100%大竹先生にお任せしました。
外来受診をした時に、
一応のラインは決めていただきましたが、
『すべて先生にお任せします』
手術室に入ってから、
鏡で最終確認をして、
大竹先生にラインを決めていただきました。
上手な先生はデザインが違います。
手術前です
手術直後
翌日
48時間後
7日後
“手術デザイン”へのコメント
コメントをどうぞ
ピオクタニン液はがこうそう?の紫の薬ですよね。私も普通のイソジンうがい薬ではアレルギーがあり紫のうがい薬を処方されてます。目の腫れがなくなり爽やかな先生の様子がよくわかります。
メスを握る手もさる事ながら、デザインもありですか。
みんな、同じかとあなどってました。