医学講座
HIV検査2014
 札幌美容形成外科では、
 レーザー脱毛など以外のメスを使う手術では、
 全員にHIV検査をお願いしています。
 これは、私が勤務した、
 市立札幌病院、
 帯広厚生病院、
 札幌医大病院のすべてがエイズ拠点病院であり、
 そこで、院内感染対策委員を経験したからです。
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 私が今までに実施した、
 おそらく一万人近くの方は全員陰性でした。
 偽陽性が一例ありました。
 札幌美容形成外科では、
 BMLという一流の検査会社に検査をお願いしています。
 信頼できる会社です。
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 当日手術OKが多い美容形成外科で、
 ほぼ全員にHIV検査をしているのは、
 多くはないと思います。
 中には…
 高校生にまで…
 HIV検査が必要ですか?
 …と言われるお母さんもいらっしゃいます。
 お気持ちは理解できます。
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 ハイリスクの方にだけ、
 HIV検査をお願いする方法もあります。
 ハイリスクの線引きが難しいです。
 札幌美容形成外科では、
 HIV検査結果の原本を本人にお渡ししています。
 できれば保存しておいていただきたいです。
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 医療従事者として働いていると…
 HIV感染のリスクがあります。
 HIV陽性患者さんの血液が、
 針刺し事故で体内に入るリスクがあります。
 緊急検査をします。
 以前は陰性だったという証明に、
 札幌美容形成外科の検査結果が役立ちます。
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 4月から看護師や研修医として働く若い方に言います。
 ご自分を守るのは自分です。
 手術に入る人、
 救急外来で処置をする人、
 ぜひ眼鏡をかけてください。
 血液が目に入ることがあります。
 救急隊隊員はゴーグルをしています。
 血液から目を守るためです。
“HIV検査2014”へのコメント
コメントをどうぞ

 
                         
                        



ERを見ていて、HIVの人の血液が看護師さんの目に入るというシーンがあり、看護師さんが震えてました。
線引きは難しいですね、確かに。
やはり全員で仕方ないでしょうね。
こういう面でも、本間先生は慎重派でいいです。
明日からの消費税でどこでも徹夜だと言ってました。 B型肝炎などはワクチンがありますがHIVのワクチンは無 いので、目からというのは知りませんでした。愚息もそうですが、コンタクトレンズをしていてメガネは家にいるときしかかけないからです。