医学講座
悪魔に魂を売る
私の院長日記に、
悪魔に魂を売るという言葉が、
何度か登場しています。
美容外科の売上
…という2007年1月24日に院長日記が最初です。
一番最近のは、
ひでーことしやがる
…という2014年1月30日のに院長日記です。
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そもそも、
私が開業しようと思ったきっかけの一つが、
帯広の美容外科でわきが手術を受けた患者さんでした。
帯広市医師会_医者のつぶやき
1996年頃に、
帯広市医師会の広報誌に投稿した文章です。
今ではネットでも読めないようです。
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開業して10年になります。
私が手術をしても、
左右差が出ることもありますし、
再手術になることもあります。
形が気に入らないと言われることもあります。
ストレスの多い仕事です。
100%満足は難しいです。
■ ■
最近思うことです。
まじ
やばい
美容外科
多すぎるべ。
昔から薄利多売で有名だった美容外科があります。
そこでワキガ手術を吸引法で受けて、
治っていない患者さんをたくさんみました。
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売り上げ減少のためでしょうか?
とんでもない価格を吹っかけられて、
最後に先生が出てきて、
100万円のを、
特別価格40万円にします。
さあすぐに手術をしましょう!
…と言われたという患者さんを何人か診ました。
これ以上、
悪魔に魂を売らないでください
…一人の美容外科医師としての言葉です。
“悪魔に魂を売る”へのコメント
コメントをどうぞ
先生のブログを拝読してなければ 悪魔に魂を売ってしまう人がいるでしょう。でもたまたま見ても はっ(>Σ<)と気付く人が一人でもいたら救われますよね。 山形は雨が降ったり止んだりです。時々緊急洪水警報が市役所の危機管理課から携帯にアラームが入ります。先日は夜中に八回入り眠れませんでした(T_T)
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。被害が出ないことを祈っています。お疲れ様です。
美容外科に悪魔が潜んでいるのは患者さんにとって悲惨なことですね。
よく調べてから、病院選びしてほしいです。
先生が全国の先生を紹介して下さいます。
悩んでる方、広告に惑わされないで本間先生をたよりましょう。
メールが殺到して多忙でしょうが、人助けこれからも頑張られてくださいね。
悪魔に魂を売ってしまっている従業員さんは、自分【達】も、経営者のいいカモだと気づいてるんでしょうか。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
歩合給やインセンティブが大きいとどうしても悪魔に魂を売ってしまうようです。
2回目です。
そういう人は、そういう職場が性に合ってるんだろうな、好きなんだろうなと思います。
お金を稼ぎたいという思いも、よく理解できます。
でもそれがいつまでも続かないことは断言出来ますが。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
いつまでも続きません。患者や消費者だってバカじゃありません。そのうち嫌になって売る魂が無くなります。
確かに心を捨ててぼったくれば、一時的にはいいお給料をもらうことは出来ますよね。
そうでなければ嫌になって辞めるだけですが、、。
そんな環境が容認とされている中で、働いている人は自分のモチベーションを保つのはかなり困難なことでしょうね。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。美容外科医の求人はかなりあります。それだけ辞める人が多い証拠です。昔は残るのは10人に1人以下と言われてました。