医学講座
ケロイド治療最前線2014
9月3日と4日の日本美容外科学会で、
一番感銘を受けたのが、
日本医大形成外科准教授、
小川令先生の講演でした。
教育講演でも、
特別講演でもなく、
お昼のランチョンセミナーでした。
とても勉強になりました。
■ ■
はじめて小川先生の発表をお聞きしたのは、
2011年7月の、
第3回日本創傷外科学会でした。
今年4月に長崎で開催された、
第57回日本形成外科学会でも発表をお聞きし、
今年7月に札幌で開催された
第120回日本美容外科学会学術集会でも感動しました。
■ ■
ランチョンセミナーでお聞きした小川先生の講演で、
私たちがケロイド体質と呼んでいる、
遺伝的な体質について、
遺伝子レベルの解析が進んだことを知りました。
高血圧との関係も知りました。
妊娠で悪化することも知りました。
放射線治療や、
レーザー治療を、
どのようにすると効果的かを知りました。
■ ■
まだまだ難しいケロイド治療です。
日本医大形成外科の、
メカノバイオロジー・メカノセラピー研究室からは、
素晴らしい論文がたくさん出ています。
私が生きているうちに、
ケロイドが治せるようになると思いました。
小川令先生の研究に期待しています。
ケロイドで困っている人は、
日本医大形成外科の小川令先生を受診してください。
“ケロイド治療最前線2014”へのコメント
コメントをどうぞ
ケロイド体質の方には期待が持てますね。でも毎日他のクリニックの宣伝みたいですね。 明日は先生のお誕生日!いつまでもお元気で!
ケロイド体質だとピアスがなかなか難しいと聞きました。
ピアスは怖いので開けませんが、患者さんは助かりますね。
昨夜から体調が悪く、今頃のコメントで申し訳ありません。