二重・眼瞼下垂
瞼板法と挙筋法
また二重の話しです。
ちょうど一年前の、
2016年11月26日の院長日記が、
他院の糸2016でした。
二重埋没法には、
大きく分けて
◆瞼板法けんばんほう◆
…と
♡挙筋法きょきんほう♡
…があります。
■ ■
埋没の糸をかける部位が違います。
挙筋法は、
眼瞼挙筋のやわらかい部分に糸をかけます。
瞼板法は、
瞼板という硬い組織に糸をかけます。
札幌美容形成外科で行っているのは、
♡挙筋法きょきんほう♡です。
■ ■
瞼板法は多くの美容外科で行われています。
糸が露出するトラブルがあるため、
ここ数年はチェーン店でも、
瞼板上端法けんばんじょうたんほうになってきています。
昔ながらの、
瞼板のほぼ中央にとめる方法は、
最近はあまり見かけません。
■ ■
◆瞼板法けんばんほう◆
…と
♡挙筋法きょきんほう♡
技術的に難しいのは、
♡挙筋法きょきんほう♡です。
数多くの埋没糸を抜糸していらっしゃる、
埋没法の抜糸名人
アロマ美容外科の鈴木敏夫先生は、
♡挙筋法きょきんほう♡をすすめています。
■ ■
埋没法はどこでやっても同じではありません。
・瞼板法か挙筋法か?
・使う糸はどんな糸か?
・ナイロン糸か?
・ポリプロピレン糸か?
先生やクリニックによってまったく違います。
同じチェーン店でも、
先生によって違います。
はっきり言って、
製品にばらつきがあります。
■ ■
二重埋没法ほど、
たくさんの方法がある手術も珍しいです。
何点どめの、
何点が増えるほどいいと思うのは間違いです。
埋没糸という異物が増えるだけです。
まぶたの裏側が、
糸だらけでガタガタの人がいます。
くれぐれも慎重に先生を選んでいただきたいです。
私のおすすめは、
♡挙筋法きょきんほう♡です。
“瞼板法と挙筋法”へのコメント
コメントをどうぞ
糸の種類でアレルギー反応とか
出る人がいるという事ですか?
画像の糸の赤い付着物は血ですか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。糸の種類は材質です。アレルギーはありません。赤く見えるのは摘出した時についた血です。ふつうは青か黒を使います。ポリプロピレンの糸は青です。
けんばん方が本間先生のおすすめなんですね。糸にもたくさん種類があり素人の私にはよくわかりませんが、医師選びが大事なんですね。 釣り糸の細いのは農業でも使います。鳥よけにはりめぐらせるのですが、冬 雪で切れ草刈りの時機械に絡みつくのが困った事です。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。申し訳ありません。とんでもない間違いを最後に書きました。私のおすすめは♡挙筋法きょきんほう♡です。糸の種類はナイロン糸を使う先生が圧倒的に多く、挙筋法ではナイロン糸です。昔は釣り糸を使って成功したそうです。
すみませんm(_ _)m 逆でしたね。ぼーっとしてたからです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
申し訳ございません。ぼーっとしてたのは私です。間違って書いたのでさくらんぼさんにコメントをいただき気づいて訂正しました。『お父さん違ってるょ』と息子から連絡をもらうことが多いのですが息子も忙しいのだと思います。ありがとうございました。