医学講座
新型肺炎の残像
今日は2024年2月12日（月）です。
第74回さっぽろ雪まつりが昨日で終わりました。
今朝の北海道新聞によると、
来場者は238万9千人で前年比36.5％増、
今までの最高は2019年の273万7千人だそうです。
昨日の最終日に札幌は29㎝の雪が降りました。
無事に終わってよかったです。
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今日の北海道新聞、卓上四季です。
新型肺炎の残像
2020年2月12日の本紙朝刊を見る。あの感染症を「新型肺炎」と呼んでいた。1面トップは「中国の死者千人超す」、脇に「帰国2邦人 感染確認」の見出し。下段で前日に閉幕したさっぽろ雪まつりの来場者数が、新型肺炎などの影響により26％減少したと伝えている。
▼正体がよく分からぬウイルスに身構えていた4年前の緊迫の日々など、おぼろげにしか覚えていないという方も多いだろうか。新型コロナは人類の危機として歴史に刻まれようが、残像はどこか曖昧模糊（もこ）としている。
▼同じ災禍でも戦争や大災害なら悲惨な爪痕の映像が何度も流れ、犠牲者の追悼式が毎年開かれる。愚かな殺し合いを繰り返すまい、次の天災にしっかり備えねばならない、との決意を人々は誓い合う。
▼一方、昨年5月時点で累計7万人を超す人がコロナで命を落としたというのに、冥福を祈るという声はあまり聞かない。この違いは何か。
▼社会全体で記憶が共有され受け継がれぬまま、やがて過去の忌まわしい病として忘れ去られる。そして新たなパンデミック（世界的大流行）の襲来にあわてふためく―。そんな事態は最悪だ。
▼「残像」と書いたが、このウイルスは現在も巧みに変異を続け、感染者数は増加傾向にある。必要以上に恐れることはない。それでも医療現場や高齢者施設の逼迫（ひっぱく）を招き失われる命が増えないよう、基本的な対策は忘れずにいたい。2024・2・12
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なるほど、
私の院長日記では新型コロナウイルス肺炎の感染拡大、
2020年2月15日に道新の記事を紹介しています。
まさかその1ヵ月後に、
志村けんさんご逝去
岡江久美子さんご逝去
…の訃報が届くとは考えてもみませんでした。
日本中がコロナにおびえていました。
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卓上四季に書かれているように、
7万人を超す人がコロナで命を落としました。
新たなパンデミック世界的大流行にそなえて、
コロナ禍を忘れないようにしたいと思います。
コロナでいろいろなことが変わりました。
学会や会議ものZoomで行われました。
安心して生活できるように備えたいと思います。
“新型肺炎の残像”へのコメント
コメントをどうぞ
雪まつりに3回行ったと話している方が
いました。私は行きませんでしたが
無事に終えられて本当に良かったです。
2020年から日本がコロナウイルスに
翻弄されたと思います。
グループホームに住んでいる知人は
規則が厳しくなり生活に不便を
感じているようでした。
いつどこで何の病が流行するか
わからないのでコロナ禍を教訓に
対策を考えておくことは大切ですね。
お亡くなりになられた方のご冥福を
お祈りいたします。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。4年前のことを忘れかけていました。コロナ＝死を考えていました。有名人が亡くなったり、葬儀ができなかったりしていました。私の母親がマンションからサ高住に引っ越したのが4年前でした。新型肺炎「人類が経験したことのない事態」と言われたのが東北大学の押谷仁先生でした。すっかり忘れかけていました。道新の卓上四季を読んで再認識できてよかったです。卓上四季に書かれていたように、次の天災にしっかり備えねばならないと思いました。北海道新聞社に感謝です。
コロナもインフルエンザも増えています。次男一家もかかり孫は3回目でした。
息子はコロナが治った後も咳の後遺症に苦しんでます。
近くの行きつけの美容室に電話して髪カットしてくださいと言ったら、ごめんなさい。コロナに罹ってと､断られました。
他人事と思っていましたが、身近にたくさんいて、ワクチンも無料でなくなったし、変異していくしなあ、です。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私はコロナにもインフルエンザにもかかりたくないので毎日マスクをして通勤しています。高齢者なので、、、4年間はあっという間でした。さっぽろ雪まつりにはたくさんのお客さんがいらしてくださいましたが、私は一度も行きませんでした。
「人類が経験したことのない事態」
でしたね。
危機感が酷くありました。
今は大分それが薄れ
マスクをしてない人がいます。
私はコロナ、インフル予防のために
マスクを付け続けます。
【札幌美容形成外科＠本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。コロナのことをすっかり忘れかけていました。私は今でもコロナもインフルエンザもこわいのでマスクをつけています。コロナで活躍したのが市立札幌病院でした。次の大流行がいつあるかわかりませんが、たとえ赤字でも、札幌市が市立札幌病院にお金をかけるのはいいことだと思っています。