昔の記憶
停電の記憶
昨夜も東北地方で地震がありました。
札幌もかなり揺れました。
東北地方では、
この余震で停電になったそうです。
お誕生日のさくらんぼさんが、
停電で寒いと書かれていました。
もう回復しましたでしょうか?
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私が子供の頃は、
よく停電がありました。
電気が…
少し暗くなったり…
不安定になって…
そのうち…
真っ暗になりました。
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昔はブレーカーではなく、
ヒューズでした。
ヒューズが飛ぶと言っていました。
白い瀬戸でできた、
ヒューズが各家庭にありました。
実際に、
鉛でできたヒューズが溶けていたこともありました。
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私が住んだ美唄と夕張は、
炭鉱の街でした。
炭鉱の社宅は、
電気も水道も無料でした。
石炭も無料でした。
美唄の頃…
今から40年前には、
たまに停電がありました。
■ ■
各家庭には、
必ず蝋燭(ろうそく)があり、
停電の夜は蝋燭で、
心細く夜を過ごしたものです。
その頃は、
石炭ストーブだったので、
停電でも寒くなることはありませんした。
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今は停電になると、
照明だけではなく、
暖房も止まってしまいます。
マンションでは、
エレベーターが止まり、
水も出なくなります。
私は階段で上り降りができますが、
荷物を持って上がるのは大変です。
水洗トイレも流せません。
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今回の大震災で不安なのは、
放射能だけではありません。
停電は、
すべての生活に影響します。
日本人の英知をしぼって、
どうやってこの困難を乗り切るかです。
暑い夏には、
涼しい北海道へ移住するのも手です。
安定した電力は、
なくてはならないものです。
早く解決してほしいです。