医学講座
体型とワキの皮膚
昨日の院長日記で…
化膿性汗腺炎のことを書きました。
私のように…
がりがりに痩せたおやじでも…
脇に粉瘤ができたことがあります。
手術で取っていただきました。
■ ■
エビデンスがない…
【本間仮説】です。
開業して8年近くになります…
たくさんの方の脇を手術しました。
ボトックス注射もたくさんしています。
多汗症は痩せた方でもありますし、
腋臭症も痩せた方にもあります。
■ ■
ただ…
痩せた方と…
ふくよかな方の違いはあります。
ふくよかな方の脇には…
脂肪がたくさんついています。
脇もぷっくりしています。
■ ■
ぷっくりした方の皮膚は…
汗で蒸れやすく…
臭いがきつくなることがあります。
股ずれならぬ…
脇ずれのようになっている人も見ます。
■ ■
脇の皮膚がくっついてしまい…
風通しが悪いだろうなぁ~
…と感じる皮膚もあります。
ぷっくり度と…
臭いの強さは相関しませんが、
痩せたらいいのになぁ~と思うことはあります。
■ ■
Mayo Clinicのサイトには、
次のように書いてありました。
Lose weight.
Excess weight increases the number of areas where skin rubs together — for example, between skin folds — causing friction, increased perspiration and bacterial growth. Though weight loss won’t cure the disease, it may improve symptoms.
痩せてください
体重が増えると、皮膚がこすれる範囲が広がります — たとえば、ひだの間で — 摩擦がおきて、発汗が増え細菌も繁殖します。体重が減っても病気は治りませんが、症状が改善する可能性はあります。