医療問題
東北地方の医師不足解消法
東北地方に医学部新設で、
医師不足解消にはならないと書きました。
医学部を新設して、
一人前のお医者さんを育てるのは大変です。
時間もお金もかかります。
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勝沼栄明衆院議員のように…
苦労している…
医師免許を持った国会議員に…
厚生労働省を変えてもらうのです。
勝沼栄明先生は苦労人です。
当選の第一報を聞いたのも…
北海道三笠市の当直先の病院でした。
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医師不足解消のキーワードは診療報酬です。
地方病院の診療報酬を上げるのです。
一律に上げるのは絶対にダメです。
制度を悪用してもうける人が必ず出ます。
決め手は、
東北の、
医師不足の国公立病院だけ診療報酬を上げるのです。
そして…
診療報酬を上げた病院に通院する人の、
自己負担率を下げるのです。
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そうすると…
大赤字で、
病院の建物はボロボロ、
設備は旧式で壊れている、
職員は退職して、
看護師も助産師もいない、
○○公立病院に活気が出ます。
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もっとやるなら…
該当病院に勤務した先生の所得税を減らすのです。
そうすると…
医師に払う給与を下げても、
先生の手取りは増えます。
これは国の政策として来年からでも実行可能です。
東北の疲弊した公立病院に、
世界的に有名な先生を呼ぶのです。
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東北の病院に行ったら、
ゴットハンドの先生に手術をしてもらえて…
しかも自己負担は東京の半分以下。
快適な病院で…
上手な先生がいると…
必ず患者さんは全国から集まります。
病院も黒字になります。
社会医療法人など公立病院以外にも認めるなら…
黒字になった分は全額税金として国庫に返還するのです。
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どんなに志(こころざし)の高いお医者さんでも、
閑古鳥が鳴いていて…
看護師さんもいない病院には勤務したくありません。
たとえ高額の給料をもらっても…
24時間365日休みなしではやってられません。
医学部新設よりも、
診療報酬改定で東北を有利にして、
所得税減税もすると…
必ず優秀なお医者さんが集まります。
医師不足解消法の処方箋です。
=12月17日午前6時30分、三笠市
(以上、北海道新聞より引用)