医療問題
東北地方の医師不足解消法
東北地方に医学部新設で、
医師不足解消にはならないと書きました。
医学部を新設して、
一人前のお医者さんを育てるのは大変です。
時間もお金もかかります。
■ ■
勝沼栄明衆院議員のように…
苦労している…
医師免許を持った国会議員に…
厚生労働省を変えてもらうのです。
勝沼栄明先生は苦労人です。
当選の第一報を聞いたのも…
北海道三笠市の当直先の病院でした。
■ ■
医師不足解消のキーワードは診療報酬です。
地方病院の診療報酬を上げるのです。
一律に上げるのは絶対にダメです。
制度を悪用してもうける人が必ず出ます。
決め手は、
東北の、
医師不足の国公立病院だけ診療報酬を上げるのです。
そして…
診療報酬を上げた病院に通院する人の、
自己負担率を下げるのです。
■ ■
そうすると…
大赤字で、
病院の建物はボロボロ、
設備は旧式で壊れている、
職員は退職して、
看護師も助産師もいない、
○○公立病院に活気が出ます。
■ ■
もっとやるなら…
該当病院に勤務した先生の所得税を減らすのです。
そうすると…
医師に払う給与を下げても、
先生の手取りは増えます。
これは国の政策として来年からでも実行可能です。
東北の疲弊した公立病院に、
世界的に有名な先生を呼ぶのです。
■ ■
東北の病院に行ったら、
ゴットハンドの先生に手術をしてもらえて…
しかも自己負担は東京の半分以下。
快適な病院で…
上手な先生がいると…
必ず患者さんは全国から集まります。
病院も黒字になります。
社会医療法人など公立病院以外にも認めるなら…
黒字になった分は全額税金として国庫に返還するのです。
■ ■
どんなに志(こころざし)の高いお医者さんでも、
閑古鳥が鳴いていて…
看護師さんもいない病院には勤務したくありません。
たとえ高額の給料をもらっても…
24時間365日休みなしではやってられません。
医学部新設よりも、
診療報酬改定で東北を有利にして、
所得税減税もすると…
必ず優秀なお医者さんが集まります。
医師不足解消法の処方箋です。
=12月17日午前6時30分、三笠市
(以上、北海道新聞より引用)
“東北地方の医師不足解消法”へのコメント
コメントをどうぞ
山形大学長候補決まるというニュースが流れましたが、誰かは聞き逃しました。 今は結城章夫学長ですが、、、まさか、、明日の新聞で確かめます
今更ですが、先生流石です。
先生のような考えの持ち主が政治家にあったら
いいのですが…
次期学長は副学長だった山形大学院修士過程終了の工学部の小山清人氏に決まりました。今朝の新聞です。