医学講座
里帰り手術
避けたい美容医療トラブル
2014年10月25日の院長日記に、
さくらんぼさんからコメントをいただきました。
韓国から日本にお嫁さんに来てくれた女性が、
ご実家に帰って整形していらっしゃる。
私はいいことだと思います。
母国で手術を受けるのは安心です。
■ ■
私は韓国が好きです。
友人の先生もたくさんいます。
北大形成外科にも、
韓国から留学生がいらっしゃいました。
医学博士の学位記を取得されました。
韓国で立派にご活躍中です。
■ ■
日本語で
整形とか、
整形するというと、
何となくネガティブな響きがあります。
私は整形でご飯を食べています、
整形で生計を立てています。
整形して何が悪い!
…という考えの持ち主です。
■ ■
札幌美容形成外科にも、
海外に嫁いだ女性が、
里帰りなさって、
手術を受けてくださることがあります。
里帰り出産と同じように、
♡里帰り手術♡は安心です。
■ ■
まず言葉の問題です。
どんなに外国語が上手になっても、
微妙なニュアンスの違いはわかりません。
考え方の違いもあります。
もし前に手術をしてくださった先生がいらっしゃるなら、
手術記録や写真を見て、
どこをどう治したらいいのかよくわかります。
■ ■
手術する側から言わせていただくと、
何度も手術を受けていて、
どこでどう治したかわからない人ほど、
手術が大変です。
時間も手間もかかる割りに、
良い結果がなかなか得られません。
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もう一つ言わせていただくと、
手術後には安静が必要です。
どんな高級ホテルより、
どんな立派な病院の特別室より、
ご実家は心が落ち着きます。
お母様の手料理は最高のごちそうです。
お嫁に行かれてからの手術は、
母国語が通じる、
母国で受けることをおすすめします。
里帰り手術はおすすめです。