昔の記憶
銀杏によるかぶれ
銀杏という漢字は、
イチョウとも読むし、
ギンナンとも読みます。
【いちょう】と入力し、
【変換】を押すと、
銀杏になります。
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私の感覚として、
イチョウは黄色い葉を、
ギンナンは黄色い実で、
中に大きな種が入っている、
ちょっと臭いがきつい実です。
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ギンナンの実は、
注意しないとかぶれることがあります。
今から40年前のことです。
札幌医大4年生でした。
病理学で免疫のことを習っていました。
担当が菊地浩吉先生でした。
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菊地先生は、
北大医学部33期。
大浦武彦先生と同期です。
後に札幌医大学長に就任されました。
医科免疫学という本が
ベストセラーになりました。
先生の講義は学生に大人気でした。
いい先生に免疫学を教えていただきました。
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ちょうど今頃でした。
講義にいらした、
先生の顔が真っ赤にでした。
前の日に、
北大構内で、
子どもさんとイチョウの実を拾って、
アレルギーで先生の顔が真っ赤でした。
典型的なⅠ型アレルギーですと講義で教えてくださいました。
銀杏に注意してください。
素手で触ると臭いもつきます。
アレルギーでかぶれることもあります。