医学講座
無影灯のプロ
昨日(2018年1月18日)は休診日でした。
新しいクリニックへの移転で問題になっているのが、
無影灯むえいとうです。
現在の札幌美容形成外科についている無影灯は、
天井高の問題で、
新しいクリニックには移設できません。
残念ながら廃棄です。
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新しいクリニックの天井高は、
ふつうのオフィスビルの標準的な高さです。
無影灯をつけるのは、
困難を極めます。
ビル側から、
天井のコンクリートに、
アンカーと呼ばれる、
くいを打つことは禁止されています。
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地元の業者さんが、
いろいろ考えてくださいましたが、
構造計算とか、
補強金物とか、
難しい言葉がたくさん出てきて、
さすがの私にもわかりません。
困って専門家に相談したところ、
東京からいらしてくださいました。
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とてもお忙しい社長さんなので、
札幌の滞在時間は2時間半でした。
私と家内で、
新千歳空港まで車でお迎えに行き、
車中でお弁当を召し上がっていただき、
現地で設計士と施行業者さんと打ち合わせをしてくださり、
新千歳空港まで車でお送りしました。
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車中で社長さんからお話しを伺いました。
なんと!
TVの医療ドラマに出てくる、
スタジオの無影灯を設置された社長さんでした。
ドラマの最後に、
テロップで協力業者さんの名前が流れます。
その会社の社長さんでした。
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すごいところは、
私たちのような小さなクリニックから、
大きな病院の無影灯まで、
日本全国の無影灯をご存知でした。
現在日本には、
10社以上の無影灯メーカーがあります。
そのほとんどをご存知でした。
強力な助っ人社長さんのおかげで、
新しいクリニックにも無影灯が設置できます。
遠いところ札幌までいらしていただき、
ありがとうございました。