昔の記憶
水道管の凍結
寒い日が続いています。
今朝のTVで東京の水道管の凍結をやっていました。
うちの奥さんが北海道に嫁に来た時、
水道が凍結する
水道がこおって水が出なくなる
夜寝る前に水道の水を落とす
…ということがわかりませんでした。
■ ■
新婚の頃に住んだのは、
家賃4万5千円程度(管理費含)の、
札幌市北区新琴似にある、
2DKの公団住宅です。
人生で一番いい時期でした。
公団住宅でも、
8階建でガスのセントラルヒーティングでした。
水道が凍結することはありませんでした。
■ ■
大変だったのが、
地方の病院に勤務した時でした。
美唄労災病院も、
釧路労災病院も、
病院のそばに宿舎がありました。
平屋建ての住宅でした。
私が医者になった40年前は、
とても寒い住宅でした。
■ ■
台所、
トイレ、
風呂、
それぞれに水道があり、
止水栓しすいせん
…という水を落とす装置がありました。
水道管の中の水を地中に落とす装置です。
水道管の中の水を抜いて、
空っぽにしておきます。
■ ■
そうすると、
凍って水道管が破裂することもなく、
水が出なくなることもありません。
水洗トイレのタンクの水も抜いて、
便器の水がたまっているところには、
車の不凍液や、
寒冷地用のウィンドウウォシャー液を入れます。
そうすると凍結しません。
■ ■
私が子供の頃には、
よく水道が凍結して、
ヤカンのお湯をかけていました。
今は北海道の子供たちでも、
水を落とす
…ということを知りません。
いい時代になったものだと思います。
その代わり、
災害で電気が止まると、
すぐに凍結しますし、
水も出なくなります。